ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~蔦かずら~

2011-09-15 16:00:12 | ポエム
混沌の湧でる
私の間欠泉で
弄ばれながら
徐々に命になっていった
私の息子は
私を流れる
水液に
満たされ
ころりと
私の斜め下に
位置した



数多の漂流しているものの中で
光っているものの貴方に
見守られながら
支えられながら
徐々に命を起ちあがらせていった私は
(言分けみたいなものから解き放たれたのでしょうか
蘇生したのでした
(暖かかった貴方の水液



貴方は
南の海で
多分殆んど魚で
白い夕暮れが灯りだすと
友達と砂浜に座って飲む
労働者で



(あまりに純粋で
(あまりに平和を愛し
(あまりに自由で



あらゆるものの内に在るのかもしれない
神の面影みたいなものを
生きてるような人で
(今はもう居ないけれど
私の母の横に位置している
私達の蔦かずらの命



可視
不可視の
繊維の
悉くの
先にある
成長点

弛まず
流れ続けている



(あまりに純粋で
(あまりに平和を愛し
(あまりに自由な



水液



に、

繋がって、
徐々に
本当の人になってゆくだろう
(貴方の面影あります
息子は
貴方の斜辺の先に位置して
暴れてる