ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~やさしさの育てぬし~

2013-01-28 13:28:03 | 2007・4~2009・3に、かきました
(萌の歳にはね

(獣医さんになりたかったの

小学生の姪にそういったら

(おばちゃまが
(獣医さんになったら
(鳩や蟻や犬や猫や象さんが
(行列しちゃうでしょうね

って

あなたは
わたしの
やさしさを
にょき

また
のばす

ありがとう

あなたは
わたしの
やさしさの
育てぬし

















~えーえんとくちから~

2013-01-25 16:48:18 | 笹井宏之さん
(笹井宏之さん作)
えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい



ふわふわ
が、
ふかくて
ふかくて
ふかいよ、
ふかくて
えいえんとくちから
みえ
(ません



ふわふわが
たかくて
たかくて
たかくて
たかくて
わたしの
たくさんの
どうして
なの
ですか

結論
づけて
くれる
論理

つかめ
ません



もとめても
もとめても



(でかけます



ふと、

作者は、
永遠と感じてしまうようなものに縛られてらしたのではないかしら
その永遠と感じてしまうようなものから解き放たれたがってらしたのではないかしら

ふと、

きゃ~

のりこしそぅ~

だつた

ふ~う

(いえがいい

(おふろがいい

(きみの純粋がいい



きみの純粋は、
(言葉が霞み消えてしまってる
短歌

変幻を循環し続けてる
水の
人間の
(ないまざった欠片

(なんてうつくしぃんでしょう
万華鏡




(わたし
(には
(万華鏡
(みたいに
(あばれる
(3才の
(息子が
(います
(おやすみなさい



(おはようございます



寝起きへただから
ベットで
きみの歌集
ひらいたら
永遠解いてる数式が
一瞬、
ぽろぽろと
零れました
まるで
おおきな風型の籠から
とめどなく零れおちてる
真っ赤な摘みたてラズベリー

ように
(かわいい香り
わたし
齧り
ました

けど
わたし
虫歯で



ラズベリーは



えー
えん























~カタツムリ~

2013-01-14 13:16:05 | ポエム
パパの脇腹に、

埋めてる
少年

甘え、
マシュマロに
彫刻
したい


カタツムリ


きみの
ペット
(確かに
世話してるものね
あっ!
すぐに殻にはいっちゃうね
(友達になりにくいね
ここちいいんだ

殻の中


きみの
殻は
ママ

なか、
ちがうの?
パパの脇腹のほうがここちいい

おおきい
から
(男どうし
(だ
(から
って、
友達になりにくい
男の子


カタツムリ


3才


のために
わたしは
ブラームスを
弾こう

















~ほこほこでおもってる~

2013-01-09 17:06:25 | 2007・4~2009・3に、かきました
平成生まれが
もうすぐ
170センチって
トウで跳ねてる


おばあちゃまは
犬のルノアールと
毬になってる


たぶん
50センチで
いいと
おもってる


わたしは
165センチ
やっぱ
必要だと
おもってる


おばあちゃまに
おねがいって
いわれて
高いところの
お手伝い
したいから


ひなたに
浮いてる
毛糸玉みたいな
リビング

ほこほこ

なか



やっぱって
たぶんって
もうすぐ
って


おもってる











~雪~

2013-01-02 16:08:30 | 2007・4~2009・3に、かきました
張り替えた障子の白に
満足して
座った
縁側


母の長襦袢が零れました


心が無音で頽れました


ふぅーわ と


痛んだ心に
あなたの手当てみたいな
雪が
障子の白の
息遣いで
舞いました


袂を
広げたら
その上で
溶けました


袂を
抱いたら
温かな
彼方の雪
になって
私の心に
小さな
慰め
一つ
咲かせました


けれど
やっぱり
溶けました