～もうおやすみ～

君は声をたてて泣いている君は大きな声をたてて泣いているわりには涙が少ない
声無しの泣き方涙だけの泣き方(私の淋しい泣き方)君も何時かしてしまうのかしら


もう泣かないでもうおやすみ


君の瞼
(なんて澄んでいるのでしょう
瞼透かして薄うぅくみえる眠りの神秘
氷の下で静かに発光してる神の青
ママの妖精がキスしたがってる
から
泣かないで眠ってみせて


ママのミルクスタンドはもうクローズ本当はまだ沢山残っているのだけれど君にはもうあげられないのだって君はもうげぼぉげぼぉになってしまうのだからもう(みんな眠ってる)このよ最後のむにゅむにゅだよ母はふにゅふにゅに眠いのだよママの妖精がキスしたがってる


のに創世の火花エネルギットュに撒き散らして君はきらきら眠らない

～私が愛したルュゥ～

アイラブルュウ
君の瞳はね、ジィーーって研磨したまま潤ってるオニキスの漆黒みたいでほんの時たまその片隅に乳白色のシャープな光、見せる
(昼をちらりと見せる漆黒の寛いでる夜空
みたいで
[[横たわってしまうよ
ルュウ




アイラブルュウ
宇宙から来たストーン
何時もじんわり故郷の水はきだしてる
瞳からはきだしてる
愛
(君の愛
(行為でも言葉でもない宇宙のメロディーみたいな唯単純とゆう愛
で
また
見詰められたい
よ
ルュウ




アイラブルュウ
君が私を乗せて泳ぐ夏
がやって来る前に君は
キャメルの煙になって
空を泳いで
いってしまった
(私を乗せ忘れて
まだ十九だった




雲が、雲が真っ白な波頭をたてて波立ってる
君が犬掻きしてるんだ
合わせ鏡に映したみたいな
空の向こうの
軽井沢の
海で




満ち潮だ
君の波立ちが夕焼け色に染まって薄くなって消えてゆく
満ちる
潮
満ちて
満ちて
もう
かなり
分厚く
満ちて
膨らんで
堪えきれなくなったみたいに
光る音粒
吹きだした
どん
どん
今
空
漆黒の
空
音粒の瞬く震動で
いっぱい
だよ
美しい
よ
ルュウ
(少し泣いてもいぃい?
もう泣いてしまってるけど




ルュウ

～夏アラカルト～

　　∞∞



飛び込んで、痛い所が違うねっ、と笑う、笑い波産む多産系二人



　　∞∞



待ってるねって眠っちゃった君を待つ私、どんな悪戯しようかな、シャークの涎



　　∞∞



何の魔術だ、つるりとにげるわたし　つかまえたがるきみ　四十億年前の水の魔術、なの?
この深海で罹ってる



　　∞∞



ヒイラの魚群に擦り寄られて、まだ魚じゃないのと拗ねてみせて、胸に飾った天草の実、じゃらん、魚息荒れてる



　　∞∞



流れたブラームスのコンチェルトが、ががががが　その低音で私の足を尾びれに刻んだから、この海流で人魚になる、決心



　　∞∞



手を引いてしー静かにと浮く夜光虫の海　ほら　この丸い地球で君が一番美しい





　　

✿緑川ぴのさんの詩

〇　めげない、なににも・・・
(久しぶりに、緑川ぴのさんの詩を読みに行きました。HNかわっていました。でもわかりました。(いろんな人いるから、いろんなコメントありました。でも、99%いいコメント。この方の人の詩には、街をあるいていく一人の大人の女性の気取らない生活してる姿がみえて、わたし好きなんです。まー、コメントなんて、気になさらないと思いますが、続けてくださいねっ^^って、ここで言ってても、伝わらないのです。が。ここ、秘密のブログなので(笑)でも、いいたいのでいいます)
(((((これっ、どなたにも訳わかんないと思います。ごめんなさい。前に、参加していた詩のフォーラムを久々訪れ、思ったことを、独り言してしまいました。




〇2012/10/28
久しぶりに、現ふぉ　みにいきました。
かわっちゃってました。
昨日と今日の分、いくつか読ませていただきました。
素敵な詩!
緑川ぴのさん、おやすみしてらっしゃるようで、
わたし、この方に、すごく励まされました。ゲンふぉに、参加してた頃。
ぴのさんの、品川物語　読ませていただきました。
やっぱり、好きな詩です^^