へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

太平洋戦争

2007-08-05 | その他
毎年、この頃になると
決まってテレビで特集番組が組まれるが
戦後62年が過ぎ、
戦後世代の人間が過半数を超えた今でも
敗戦国としての日本の戦争責任を
色んな形で追求されている。

今更過去の話を持ち出しても
意味が有るとも思えないのだが・・・

それに太平洋戦争と表記しているが
当時の日本はそんな言い方はしていなかった。
自分の父や母の世代は
大東亜戦争と読んでいた筈である。
戦勝国のアメリカにとっては
確かに太平洋戦争が正しいかも知れないが
日本はアメリカとだけ戦っていた訳ではない。
当時欧米諸国等からの植民地支配から
アジアの独立を図ろうと
努力していたと思う。
それが欧米にとっての脅威とされ
経済封鎖等を行使して
日本を孤立させたのが発端で
泥沼の戦いに落ちていったのだろう。
戦争責任はどちらが悪いとは言えない。
しかし敗戦国になった以上
勝者に従うより道は無かったのだろう。
それでも戦後処理は半世紀もかけずに
済んでいてしかるべきだろう。
どんな犯罪でも時効がある筈である。
60年以上経っても許されない責任は
何処の世界にも無いと思うのだが・・・

それに一番の被害者は
敗戦国である日本の国民の筈である。
その国民がわざわざ他国の被害者に
謝罪を求められるのも変だろう。
原爆を2個も浴びて
地獄の苦しみを味わった国民が誰も恨まず
世界の平和を願う気持ちを
他国の人間はどう理解しているのだろうか。