へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

裁判員裁判が開廷

2009-08-03 | 日記
ニュースによると今日から東京地裁で全国初の
裁判員制度による裁判が始まった。
多くの課題を残したままのスタートだが
これで何が良くなるのか未だに謎である。
今回の事件は72歳の男性が
66歳の隣人女性をナイフで突き刺し
殺害したというものらしい。
これは加害者と被害者が確定されており
有罪とか無罪を争う裁判ではないだろう。
それなのにワザワザ証拠の写真や凶器を
法廷で見せる必要性は有るのだろうか。
そんな物は被告が否定した場合のみ
証拠として示せば良いのではなかろうか。

これから何故殺害に至る原因が発生したか
被害者にも非が有ったかの議論にでもするのか?
それによって情状酌量の理由でも出して
刑の軽重を考えさせるのだろうか。
しかもそこに一般の市民を巻き込んで。
付き合わされる市民こそ良い迷惑だろう。

人間は所詮平等な立場は取れない。
被害者側に味方するか加害者側に付くか。
殺し方が残酷だろうと優しかろうと
被害者にとっては変わらない。
正当防衛が成立しない限り
殺人は殺人として同じ厳罰に処すべきだろう。
死刑は廃止するならすれば良い。
しかし変わりに終身刑は必要になる。
その受刑者への費用は国民の税になる。
これは受刑者が酷か納税者が酷か。
それを考慮してみると自分は
殺人には死刑が一番公平だと思うのだが。