アルタイルとベガ

今日は七夕。
自分の誕生日でもある。
テレビの今日は何の日を見ていて
65年前に硫黄島で玉砕した
栗林忠道中将の誕生日だと説明していた。
明治24年7月7日だそうである。
自分と似たような数字並びである。
絶対に勝てないと知りつつ
最後まで戦わざるを得なかったあの時代。
戦争の無意味さ非情さを今更に思う。

せめて今宵くらいは夜空の星に
平和でも祈りたい気持ちだが
天気は無情にも晴れてはくれない。
最も晴れていたとしても
実際の織姫星（ベガ）と
牽牛星（アルタイル）との間は
15光年の隔たりが有るのだから
光速で飛んでも15年に1度しか会えない。
まあ夢の無い話をしても仕方ないか。