へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

高齢者への国の対応

2010-08-04 | その他
先日30年以上も前に亡くなっていた高齢者の
生存確認が遅れた事が騒がれていたが
以前の年金記録問題とも無縁では無い筈だ。
全てを書類の確認のみで解決をしようとする、
役所仕事が根本的な問題だと思う。

それでも国の方で対応の指示を出したのは
110歳以上の生存確認だけらしい。
いくら平均寿命が延びたとはいえ
80歳以下でも認知症や寝たきり病人はいる。
これから年金制度を改革する為には
もっと正確に現状を把握するべきだろう。
それも書類郵送だけでは済まされない。
直接審査員と本人の面接が必要だろう。

老齢者の孤独死をニュースでは頻繁に取り上げるが
何カ月どころか何十年以上も生存不明が有る現実。
まるで終戦直後と同じではないか。
親が子を殺したり、子が親を殺したり
それを防ぐ術も見つけられない現状。
この国はもう国家としての機能は崩壊している?