南海トラフの津波想定高さ基準に思う

思えば去年の東日本大震災からまだ一年しかたっていないが

ここにきて改めて津波への想定見直しが問題になっている。

自分の故郷の海岸は楽に３０ｍを超えるようだ。

過去の記録からの想定でなく考えうる最大限の被害想定をしたらしい。

それにしても何千年に一度起こるかどうかの為に

対応する万全の対策など不可能だと思うのだが・・・

まず今回は去年の津波だけを重点的に警戒しているようだが

我が国は小さい島国であると同時に火山国である。

地震がおこれば山は崩れる。火山が爆発すれば溶岩に晒される。

台風豪雨が来れば川が氾濫する。

全ての災害から逃れる場所は国内には無い。

ノアの方舟でも作れと言いたいのだろうか？

それとも地底に巨大なシェルターでも建設するしかない？

地上に生活している限り、天災には逆らえないだろう。

まあ自分はもう先は長くない人生だからどうでもいいが

自然に対抗しようとするよりも

如何に自然に順応出来るかに努力をした方が

いざという時に役に立つように思うのだが・・・