へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

脱原発と言うけれど・・・

2012-11-27 | その他
どうにも判らないのが理想と現実の境界が不明なこと。

原発ゼロを唱える人は今の原発をどうやって処分するのだろうか。

そもそも核燃料や核廃棄物は原発を全停止しただけで

すぐに日本から無くはならない事は明白である。

現に福島原発の最終処理さえ全く処分の目処がたっていない。

そもそも即ゼロにすることが可能なら誰も文句は言わないだろう。

方向性を決められるのはその処分方法が明確にされてからだ。

万が一に日本の中でだけゼロに出来たとしても

中国や韓国、北朝鮮の核開発を止めないと意味がない気もするのだが。

危険から逃避するだけでは何も解決はしないだろう。

あらゆるリスクを検討した上でそれを回避しうる方法を考え

理想的な未来を目指すのが有るべき姿だと思う。

それに放射線の恐怖にばかり目を向けているが

放射線は原発だけで発生している訳では無い。

未来永劫に安全な世界を人間が確認することは無理だと思う。

それにたったの百年先も予測のできない人間に

何万年、何十万年も先の心配など必要だろうか。