へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

憲法記念日に思う

2014-05-03 | 日記
五月も今日は3日で憲法記念日である。

ゴールデンウィークも後半に入った訳だが

テレビでは相変わらずの憲法改正の論議。

何故か第9条の戦争放棄ばかりに目を向けているが

そもそも日本国憲法の全文を国民が

どれだけ知っているのだろうか。

戦争に敗れて米国の占領下に有った日本が

不戦の誓いをあらわす為だけに出来た憲法でしかない。

しかも戦争放棄と軍隊不保持を明記しながら

朝鮮戦争でアジアの危機の対応に困った米国が

無理矢理日本に自衛組織を作らせたのが2年後。

その後も米軍の戦力を補うために変更を繰り返した。

半世紀以上も前の憲法が今の時代に合っている訳がない。

米国の保護の下でしか存在できなかった日本が

このまま米国の保護にすがろうとしても

今の米国にはそんな力も意気込みも無い事は明白なのだが。

それでも国を守るために何の手立ても持てないなら

日本はもはや独立国家とは呼べないと思う。

まあ国という概念は捨てて好きな所へ移住出来るならば

日本という国や国民を守る理由も無くなる訳だが

どうせなら日本を理想の国家にしてみせるという

そんな心意気を持った若者は出てこないのだろうか。

貧しいながらも精一杯生きてきた昭和世代には

もう未来を変える気力もあまり湧いてこない。

「なるようになるさ」という現在の心境である。