へそ曲がり人間の退屈な日々

独断と偏見で好き勝手に気が付いた事や言いたい事を綴る気ままな日記。

尊属殺人

2007-01-05 | 日記
年明け早々から暗いニュースばかりが目に付く。
兄が妹を、母親が息子を平気で殺す事が出来るとは
家族という物の有り方が変わったのか?
他人と同じ、いやそれ以上に冷たい関係になっている?
これはやはり教育の問題なのだろうか。

外から見ると一見平和で裕福に見える家庭でも
中では醜い争いや憎しみが渦巻いている物なのか。
信じ合える者が家族で無いとしたら
社会の平和はどうやって成立させられるのだろう。

偉そうに言っても自分自身もそれ程良い人間では無い。
他人を傷つける気も無い代わりに
他人を助ける勇気も持っていないのだから。
家族の件にしても同様の事が言える。
親と一緒に過ごしたのは僅かに15年だけ。
自分が望んだ訳では無いが両親は離婚した。
親の生き方に文句を言える歳でも無かった。

これまでに幾度か両親を恨んだ事もある。
いなくなって呉れたらもっと楽なのにとも思った。
それでもどちらの親にも平等に接してきた心算だ。

永く入院していた親父が亡くなってもう十数年になる。
今、母親も身体の自由も利かず痴呆が進んでいる。
金の仕送りだけは何年も前から続けて来たが
母から一度も感謝の言葉を聞いた覚えも無い代わりに
泥棒呼ばわりまでされた事もいく度かあった為
自分もあまり母の所へは行かなくなってしまった。

今は何を言ってもこちらの意思は通じないだろう。
だが戸籍上は別であっても母親は母親である。
この先こんな状態が何年続くか判らないが
子供としての義務は果たして行きたい。





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