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中旬の献(ちゅうじゅんのこん)

2006年11月26日 | グルメ


                    11月25日に、同窓会から春日大社に正式参拝に行き

参拝のあと「直会(なおらい)」として「中旬の献」をいただきました。

<直会・・・神さまに供えた御神酒や神饌を祭典終了後に下げて、これを祭典に関わった者たちで共にいただくことをいいます。 神さまに供えたものをいただくことは、つまり神さまの御霊のこもったものをいただくことになるのです。 祭典の奉仕をする者は、その準備段階として、まず潔斎をして心身の清浄につとめます。 したがって、この間(準備段階から祭典終了時まで)は、平常とは違った特別の状態になります。 そこで、その特別な状態を解きほぐし、平常の状態に戻すための手だてとして、祭典終了後の直会が必要となるわけです。 直会の語源は「直り合い」をつづめたものといわれていますが、この場合の「直る」とは、平常の状態に戻ることを意味すると考えられます>

<中旬の献・・・古儀のひとつである旬祭は、宮中と春日大社のみに行われる重儀で、今から880年前に法性寺関白藤原忠通公の
御願によって始められたお祭りです。
その神人和楽の場である祭りには、必ず直会が催され、神に供した品を頂戴する習わしがあり
その響膳を「中旬の献」と申します。
本来、1月7日 のご祈祷始式参列者に饗され、豆飯(つはん・白むし)、鯛のつくり、鰤の焼き物、牛蒡、大根の酢の物など
一品一品それぞれの風味を生かして調理されています>

鯛は、井桁の形にして神様にお供えするので、同じ姿に盛り付けてあります。
                 

                       鯛のおすまし・・・


 お雑煮

        キメの細かい滑らかなこしあんを、丸く型抜きしてありますが 

                       味付は、うすい塩味です。少しは甘い方がおいしいと思いますが・・・。

神様にお供えするのと同じものですから、ありがたく戴きました。



お酒も、春日大社で造ってお供えするそうですが、これは一般の酒屋さんがつくったものです。

                      おいしい濁り酒でした             


                                    
                                     







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6 コメント

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Unknown (かいけー)
2006-11-26 00:38:33
豆ご飯が美味しそうですね~。
米、、、食べたいな~。
鯛の出汁の出たお吸い物も美味しそうだな~。

体調はよくなりました!?
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直会 (sakurao)
2006-11-26 14:28:44
春日大社のご招待ですよね~
これなら少し位の風邪なんて言ってられませんよね。
参列しなくちゃ~良い経験しましたね♪
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かいけー様 (マオ)
2006-11-26 20:53:24
このご飯は、もち米を蒸したおこわでした。
神様にお供えするものだから、みなシンプルなものなんですが
鯛のお吸い物も上品なお味でしたよ
体調は・・・まだすっきりしないんです
鼻声が治りません
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sakuraoさま (マオ)
2006-11-26 20:56:57
招待ではないんですが・・・
珍しいお料理をいただいて
めったにできない経験ができ、よかったです
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厳かな (Kazu)
2006-11-27 11:22:11
雰囲気が食事からも伝わってきます。
全体的に薄味?
関東の濃い味とは違って上品な味付けみたいですね。
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kazuさま (マオ)
2006-11-27 23:05:50
神様のお下がりということで
ちょっと雰囲気が違いますね
味は、京料理のようにとっても薄味でした
濃い味に慣れていらっしゃる方には、物足りないかもしれませんね
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