「RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5(初期型)」の分解掃除です。トキナー光学(現ケンコー・トキナー)から1980年に発売されたこのレンズは「3倍ズームに全域マクロ機能付き」という便利なスペックがすぐに「テレ端マクロのみ」に改められたケチ?レンズで、この初期型はちょっとした珍品になってるんだそーです(^ω^)
分解掃除の前に早々マウントのネジ穴が1本潰れていました。珍品トキナーも状態が悪いとただのゴミですね~(^^;
潰れたネジをクリアして奥に進むと今度は折れたネジ頭が挟まっていました(^_^;) このレンズはキレイになりましたけど~
折れたネジはここにあったらしく、外れたせいで他のネジもガタガタになっていました( ̄▽ ̄;)
おまけにマクロ機能の切り替えスイッチを無くしてしまうアホをやらかしたんで今回のレンズ分解はグチャグチャです( ̄ロ ̄lll)
そんなワケでもう一個同じのを買っちゃいました( ̄▽ ̄;) と言っても元のレンズはペンタックス用で次のレンズはキャノン用、厳密にはマウントが違うんで中身も少し違うみたいです (゜o゜)
元のペンタックス用はズーム機構が使えないので、キャノン用の鏡筒とズーム機構をベースに使うことにして
レンズはキャノン用に葉っぱみたいなカビがあったので最初のペンタックス用を使いました
あとマウントと連動する絞り羽の部品はウチのカメラに合わせてペンタックス用を・・あ~ややこしい(;´Д`)
なんとか2個一仕様の「RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5(初期型)」の完成です┐(´д`)┌ヤレヤレ
試し撮り
焦点距離:105mm F値:8 シャッタースピード:1/60秒 ISO:200
レンズ:RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5 カメラ:PENTAX K100Dsuper
焦点距離:35mmマクロ起動時 F値:3.5 シャッタースピード:1/125秒 ISO:200
レンズ:RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5 カメラ:PENTAX K100Dsuper
感想
最短焦点距離は1.6mでマクロ起動時に28cmまで寄れました。鏡筒はフォーカスリングの太さも程よく操作しやすくて、トキナーらしい正確な描写のレンズが復活しました(∩´∀`)∩