ハネっちのミリブロ?

エアガンはyahooオークションでもyukichi10500のIDで出品していますので併せてご覧頂ければ幸いです。

RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5(初期型)

2023-03-15 19:48:55 | レンズ
 
「RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5(初期型)」の分解掃除です。トキナー光学(現ケンコー・トキナー)から1980年に発売されたこのレンズは「3倍ズームに全域マクロ機能付き」という便利なスペックがすぐに「テレ端マクロのみ」に改められたケチ?レンズで、この初期型はちょっとした珍品になってるんだそーです(^ω^)
 
分解掃除の前に早々マウントのネジ穴が1本潰れていました。珍品トキナーも状態が悪いとただのゴミですね~(^^;
 
潰れたネジをクリアして奥に進むと今度は折れたネジ頭が挟まっていました(^_^;) このレンズはキレイになりましたけど~
 
折れたネジはここにあったらしく、外れたせいで他のネジもガタガタになっていました( ̄▽ ̄;)
 
おまけにマクロ機能の切り替えスイッチを無くしてしまうアホをやらかしたんで今回のレンズ分解はグチャグチャです( ̄ロ ̄lll)
 
そんなワケでもう一個同じのを買っちゃいました( ̄▽ ̄;) と言っても元のレンズはペンタックス用で次のレンズはキャノン用、厳密にはマウントが違うんで中身も少し違うみたいです (゜o゜)
 
元のペンタックス用はズーム機構が使えないので、キャノン用の鏡筒とズーム機構をベースに使うことにして
 
レンズはキャノン用に葉っぱみたいなカビがあったので最初のペンタックス用を使いました
 
あとマウントと連動する絞り羽の部品はウチのカメラに合わせてペンタックス用を・・あ~ややこしい(;´Д`)
 
なんとか2個一仕様の「RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5(初期型)」の完成です┐(´д`)┌ヤレヤレ
 
 
試し撮り
焦点距離:105mm F値:8 シャッタースピード:1/60秒 ISO:200
レンズ:RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5 カメラ:PENTAX K100Dsuper
 
焦点距離:35mmマクロ起動時 F値:3.5 シャッタースピード:1/125秒 ISO:200  
レンズ:RMC Tokina 35-105mm F3.5-4.5 カメラ:PENTAX K100Dsuper
 
 
感想
最短焦点距離は1.6mでマクロ起動時に28cmまで寄れました。鏡筒はフォーカスリングの太さも程よく操作しやすくて、トキナーらしい正確な描写のレンズが復活しました(∩´∀`)∩
 
 
 お付き合い頂きありがとうございました。

CANON FL 50mm F1.8 Ⅰ

2023-02-22 01:30:17 | レンズ

「CANON FL 50mm F1.8 Ⅰ」の分解掃除です。このレンズは1964年にCANONの一眼レフ FXの標準レンズとして登場し、最短焦点距離60cmの使いやすさと明るさで親しまれていたそうです。

 
今回入手したレンズは駆動部分の動きが重く汚い個体だったので、まずは触れるよーに全体を磨きます(;・∀・)ゴシゴシ
 
次にマウント側面のネジを外してリングを回して外します。
 
後ろのレンズユニットの外します
 
前のレンズユニットも外します
 
重くなっていた原因は自動絞りの切り替えレバーとフォーカスリングだったので古いグリスを取り除いて新しいのを塗り直します
 
新しく塗るのは私の兄(カスタムおじさん)が持ってたマルイの電動ガン用グリス(・ω・)ノ
 
コレを適量塗って♪
 
馴染ませたらズームリングの動きは復活しました(^○^)
 
後は絞り羽を脱脂して
 
レンズもキレイにしたら
 
掃除は終了です✌
 
 
レンズ:CANON FL 50mm F1.8 Ⅰ カメラ:E-PL1s
シャッタースピード:1/40秒  焦点距離:50mm F値:3.5 ISO:100
 
ってことでキレイに写るようになりましたとさ、これら色んなモノを撮っていきたいです( ^)o(^ )
 
 お付き合い頂きありがとうございます。
 

Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5

2023-02-09 15:14:00 | レンズ

今回は「Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5」の分解掃除です。発売時期は1983年、3倍ズームにマクロ機能付きで「これ1本で何でも撮れる」みたいな評価でワリと好評だったみたいです。

 
でも、私が買ったのは絞りもズームもジャリジャリするジャンク品、レンズにカビがないというのがせめてもの救いでした(;・∀・)
 
ジャリジャリの原因はグリスに混じった細かなゴミや砂、中心部のズーム機構まで入り込んでたのを地味に拭き取っていきます
 
他にもレンズの中ユニットのクッションの板バネが曲がってたり
 
前の持ち主が間違って組んだみたいでレンズの順番がバラバラだったりと問題ばかりです(;^ω^)
 
気を取り直して折れたバネは形を直してユニットはスムーズに動くように
 
レンズの並びはニコンのレンズ構成図を参考にやり直して
 
ずれてた無限遠も再調整✌
 
マクロ機能のリングの位置は位置決め用に印があったので楽ちんでしたが、前の持ち主の扱いが悪かったみたいで内部まで小傷でいっぱいでした( ;∀;)
 
とか言いながらも、なんとか完成です(`・ω・´)
 
スペック
発売時期:1983年 焦点距離:35-105mm レンズ構成:12群16枚 F値:3.5-4.5 絞り可動範囲:3.5~22
最短焦点距離:1.4m  マクロ起動時:約50cm
 
 
 焦点距離:50mm  マクロ F値:3.5 シャッタースピード:1/60秒  ISO:200
レンズ:Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5
カメラ:Nikon D80
 
 
焦点距離:35mm F値:8 シャッタースピード:1秒  ISO:200
レンズ:Ai Zoom Nikkor 35-105mm F3.5-4.5
カメラ:Nikon D50
 
感想
近くも遠くも撮れるコンパクトな3倍ズームはこれからも使えそうです( ^)o(^ )
 
  お付き合い頂きありがとうございました。

CANON FL200mm F3.5 (II)

2023-01-26 13:30:01 | レンズ
今回は「CANON FL 200mm F3.5 (II)」の分解掃除です。このレンズは前回の「CANON FL135mm F3.5 」と同期の1966年に登場したお値段高めの上位レンズになります。
 
けれど半世紀も経つと中はカビと汚れに臭いもあってボロボロな感じ(^^;
 
なもんで順番に分解していきます(`・ω・´)
 
最初はとにかく臭かったので部品を一度外して汚れやカビをキレイにしていきます(^_^;)
 
このFLレンズの特徴は絞り羽が鏡筒の先に配置されている所ですが、何故か自動絞りの切り替えレバーだけ根元に配置されているので
 
連動するレバーが鏡筒の先からマウントの根元に長~く伸びる事になります
 
この構造でも135mmぐらいまでは問題ないんだけど、さすがに200mmは部品がしなってだいぶ無理してるよーな気が・・、因みに次のFD以降のモデルは絞り羽もフツ―に根元でまとめられる事になりました( ̄▽ ̄;)
 
とか言ってるうちにレンズはキレイになりました(^○^)
 
早速アダプターを介してオリンパスのミラーレスに付けて試写に出かけます(^^)/
 
再単焦点距離2.5m レンズ構成5群7枚 フィルター径58mm 半世紀前のカメラ好きに愛された銘レンズはこれからも活躍してくれそうです(`・∀・´)エッヘン!!
 
  という感じで「CANON FL200mm F3.5 (II)」の分解掃除でした~

CANON LENS FL 135mm F3.5

2022-12-15 19:23:15 | レンズ

今回は「CANON LENS FL 135mm F3.5」の分解掃除です。

このレンズは1966年に発売されたフィルムカメラ時代のレンズで、ふつーレンズの根本に収められる絞り羽が先端に配置されていた時期のものです。
 
分解掃除スタート(^ω^)   ますは先っぽのイモネジを外します
 
するとレンズの前ユニットと絞り羽ユニットが取り出せます
 
絞り羽ユニットのゲージリング等を外します
 
にょっきり伸びてるアームは、マウント側にある自動絞りの切り替えリングまで繋がっていて半世紀経つとここがべっきり折れる事もあるそうです(^^;
 
ユニットから絞り羽をとりだして脱脂します
 
次は後ろのマウント側の分解です
 
レンズ1枚とピントリングを外したら
 
鉄の筒だけに・・前に絞り羽があるので後ろはシンプル
 
カビだらけの鏡筒とレンズ掃除ができたら組み戻して終了です
 
最短焦点距離1.5mF値3.5、特に寄れるわけでも明るいわけでもないレンズですが無理してないぶん写りは優秀で今でも十二分に使えそうです( ^)o(^ )
 
という感じで「CANON LENS FL 135mm F3.5」の分解掃除でした。