ハネっちのミリブロ?

エアガンはyahooオークションでもyukichi10500のIDで出品していますので併せてご覧頂ければ幸いです。

COSINA 28-200 F3.5-5.6 MC MACRO

2022-11-17 19:45:05 | レンズ

今回のレンズは「COSINA 28-200 F3.5-5.6 MC MACRO 」現在はドイツのカール・ツァイスと提携してる日本の光学メーカーコシナが1988年頃に発売していたレンズで、「ポートレートから風景までコレ1本でこなせる」と言いながら被写体から2.5m以上離れないと撮れない不便さの不人気なゲテモノレンズです(^_^;)
 
始めは銘板を剥がして分解掃除
 
レンズもどんどん外していきます
 
絞り羽とその近くのレンズは鏡筒の駆動部分を外さないといけないのですがココのネジがチョー硬くてネジ頭を潰してしまいました・・
 
で、いつもの”必殺アイテム”私の兄ことカスタムおじさんの登場です( ̄▽ ̄;)
 私「ネジの頭つぶしたから何とかして~」
 兄「あーねー、こりゃダメだ」
 
というワケで潰れたネジ頭にリューターで切れ目を入れて即席マイナスネジを作って緩めてもらいました(゜o゜)
 
あざ~っす
 
駆動部分が緩んで分解ができたら
 
レンズ掃除に入ります・・が、この時ユニットの枠をうっかり落としてレンズを割ってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll) 割れちゃったモノは直せないのでそのまま組み戻します
 
ちなみにこのレンズが”最短焦点距離2.5m"なのは、このリングでマクロ域を制限してるかららしく、外すと70cmくらいまで寄ってもピントが合うようになりました
って、レンズ割らなかったら楽しめたのに(-_-;)
 
とりあえず完成です( ̄- ̄)・・レンズ割れてますケド
 
最後は試し撮りです。ま~ま~には写りますが、ピントが合わせにくくてコントラストもハッキリしないみたいです。でもレンズが割れてもこれくらいは取れるみたいなんで、またどこかで再挑戦したいです(`・ω・´)
 
 という感じで「COSINA 28-200 F3.5-5.6 MC MACRO 」の分解掃除でした。

PENTAX-M 200mm F4

2022-10-20 18:44:11 | レンズ

今回は「PENTAX-M 200mm F4」の分解掃除をやりますっ

このレンズは前回のレンズ記事「SMC PENTAX 135mm F3.5」と一緒に買った絞り羽が動かないカビ付ジャンク品、人気の望遠単焦点も半世紀もたつとガタガタです。
 
さっそく分解掃除のスタート、レンズのカビはアルコールで拭きとるとワリと簡単にキレイになりました(^○^)
 
次はマウントを外して問題の絞り羽の部分へ、見ると羽を動かすレバーが外れていたのでとりあえず組み戻してみます。
「コレ楽勝じゃん♪」とか思っていい気になって動かしてると
 
あ”れ、レバーが折れちゃいまた・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
この辺からぽっきり折れています( ̄▽ ̄;)
 
ついでなんでに絞り羽の掃除をしてから
 
ウチの兄こと  ”カスタムおじさん”に助けてもらおー・・と、思ったら出かけてていません、ケっ使えねーな(* ̄- ̄)
 
仕方がないのでそれっぽい材料を物色して
 
自分で作っちゃいました(`・∀・´)エッヘン!!
 
あとは組み戻して完成です✌
 
透過度の高い望遠単焦点の現役復帰ですっ(/・ω・)/
 
という感じで「PENTAX-M 200mm F4」の分解掃除でした。

SMC PENTAX 135mm F3.5

2022-09-22 18:45:02 | レンズ

今回は「SMA PENTAX 135mm F3.5」の分解掃除をやってみます(`・ω・´)

このレンズは現在のペンタックスがまだ「旭光学工業」だった頃の1977年に発売されたレンズで
 
なんと商品代金1円(送料はかかってますケド)の、絞り羽が動かないカビつきジャンクレンズとして売られてました。
 
そんなワケでさっそく掃除がてら分解してきます。前の持ち主が分解してたらしく部品はスルスルと外れていきます・・・なんかイヤな予感が( ̄▽ ̄;)
 
予感的中、ズームリングを止めてある3本のネジのうち2本のネジ頭が潰れてこれ以上は外せません(;^ω^) まー奥のはカビてないみたいだからこのままでもイイとは思うけどー
 
気を取り直して次は後ろの分解です
 
マウントを外したら次に絞りリングも外します
 
このレンズのカビかと思っていたのは、じつは油のよーな汚れでパーツクリーナーで拭いたらキレイになりました(*^。^*)
 
レンズがキレイになったら問題の絞り羽にかかります。とりあえず絞り羽を動かすレバーをピンセットつつくと「ゴリっ」というヘンな感触があって、そのあとはナゼか動くようになりました??
 
でもまた壊れそーな気も・・なもんで、兄(カスタムおじさん)に聞きました( ̄- ̄)
 
私、このレバーかぱかぱして時々外れそーなんだけど~
 
兄、依頼料300万ドルで直してやるよ
 
ゴルゴ13かよっお前(一一")
 
兄、じゃあ500円で・・(◎_◎;)
 
兄の見立てによると、長~いレバーの根本を一本のネジで締めてるから元々の構造が不安定なんじゃないかと・・だからレバーを少し下に曲げて引っかかりやすくしたらいいのでは・・という事でした。
 
さっそく緩んでたネジを締め直して、レバーを少し曲げてみると安定して連動するようになりました(^○^) 直ったからお前はどっか行けっ
 
ちゃんと動くようになったら組み戻して分解掃除は終了です✌
 
ポートレートも景色撮りもキッチリ撮れる真面目なレンズでした。
 
という感じで「SMC PENTAX 135mm F3.5」の分解掃除でした~
 

Nikon Ai Nikkor  200mm F4

2022-08-26 18:03:47 | レンズ

今回は「Nikon Ai Nikkor  200mm F4」の分解掃除をやってみます(^ω^)

「Nikon Ai Nikkor  200mm F4」は1977年に発売された単焦点レンズですが後発のマクロ機能付き「Nikon Ai Miro Nikkor 200 F4s」のほうが人気になって、当時はこのレンズを下取りに出してそっちを買いなおす人が多かったみたいです。

そんなちょっと可哀そうな生立ちのレンズですが、今回の個体は稀に見るカビレンズなんで、このままだとカビ菌に殺されちゃいそーなんでさっさとお掃除にとりかかりました(;^_^A

 

まずは鏡筒先のイモネジを外してから前のレンズを外します

 

鏡筒を最大に伸ばしグリップの上に出てくるイモネジを外して前ユニットをねじって取り外します

 

順々にレンズとレンズ押さえを外していって中のカビだらけレンズに到着しましたが

 

菌はコーティングまで侵食してボロボロな状態 Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン これだとカビは取れてもレンズのコーティングも剥がれてしまって写りに影響が出てしてしまいます

 

ってコトで、あきらめて移植用に同じのをもう1本買っちゃいました☆◝(⁰▿⁰)◜☆ぴーす

 

残りの掃除を済ませてから

 

キレイなレンズをもってきたら

 

完成です・・って移植用のほうをキレイにした方が早かったのかも(◎_◎;)(◎_◎;)

 

レンズ構成5郡5枚 最短単焦点距離2m

あまり注目されてませんがNikkorの名前に恥じないシャープな写りの中望遠単焦点、これから使っていくのが楽しみです(/・ω・)/

という感じで「Nikon Ai Nikkor  200mm F4」の分解掃除でした。

 


Nikon Ai Zoom -NIKKOR 80-200 F4.5

2022-07-30 17:02:14 | レンズ

今回は「Nikon Ai Zoom -NIKKOR 80-200 F4.5」をお掃除しますっ( ^)o(^ )

このレンズは1977年にニコンがカメラに内蔵した露出計と絞りレバーを連動させた「Ai Nikkor」シリーズの一つで、大卒の初任給が96.000円だった当時に¥101.000というふっかけた値段で売ってたそーです(^^;

 

それから50年経って私が手に入れた個体は、外観はキレイんですがレンズにでっかいカビが生えてたり、直線ズームと絞り羽の動きがぎこちないジャンク品になってました・・かつての高級レンズもイロイロとガタが出てくるみたいです(^_^;)

 

そんなワケでさっそく直していきます。レンズのカビは前ユニットを分解してちょっと拭いたら案外あっさりお掃除できました✌

 

次はマウント側から分解していきますが、そのネジがメッチャ固い・・オールドニッコールのネジが難モノなのは有名ですが、毎度苦戦してます(^_^;)

そんなネジを緩める為には ‶アルコール漬け”です。アルコールを浸したキッチンペーパーをネジにの部分に引っ付けてラップを巻いたら24~72時間ほったらかしにしておきます。大きな瓶にそのまま浸す強者もいるらしいですケド(*^▽^*)

マウントや絞りリングを外して後ろユニットをだしたら

 

グリップのゴムを外してカバー止めてる3個のネジを外しますがココで大失敗、ネジが1コ潰れてしまいました( ;∀;) まあ、あと2本あればとりあえず機能的には大丈夫なんですが・・

先に進むと直線ズームのネジも潰れました(;´・ω・)(;´・ω・) コレは特殊な形のネジで1本しかないので  けっこーヤバいΣ( ̄ロ ̄lll)っす。仕方ないので カメラにはあまり興味のない 兄(カスタムおじさん)にHELPを頼みました

 私「このネジ新しく作って~」

 兄「フッフッフ、そいつはちと高くつくぜ(ポルコロッソ風)」

ワケの分からないことを言いながら何か回してます( ̄▽ ̄;)

 

で、完成したのがコレ(^ω^) 潰れたネジを新しくして、ナイロン製の部品で直線ズームの動きも良くなります。

 

組み込むとこんな感じです。ネジは別なのを加工して、あと白いワッシャーは電動ガンの部品を加工してるそーです。あざっすm(__)m(なんだかスゴク後が怖いよーな気もするけど)

絞りユニットを外して調整すればお掃除は終わりです。

 

イロイロあったけど、なんとか完成しましたヾ(o´∀`o)ノ

 

9枚12群のレンズ構成、 どの焦点距離でもコントラストの落ちを感じない優秀なズームレンズは、さすがに値段が高いだけのことはあったみたいです(^ω^)

 

という感じで「Nikon Ai Zoom -NIKKOR 80-200 F4.5」の分解掃除でした。