ハネっちのミリブロ?

エアガンはyahooオークションでもyukichi10500のIDで出品していますので併せてご覧頂ければ幸いです。

Nikkor-Q auto 135mm F3.5 Ai改

2022-07-01 20:20:29 | レンズ

古いレンズを分解していくシリーズ第5弾は「Nikkor-Q auto 135mm F3.5 Ai改」です

このレンズは人気のNikkor-Q・C auto 135mm F2.8の弟分として1969年 NikonのフィルムカメラFシリーズに発売されました。
 
ちなみにAi改ってのは1977年にニコンがレンズの絞りレバーをカメラの露出計に連動させたAi方式のF3を発売した時に旧方式レンズを2本まで無料で改修してたからで、メーカー改修済みのレンズをAi改っていうんだそーです(* ̄- ̄)ふ~ん
 
 
私が買ったものは良く使い込まれた外観に少々のカビがあるおじいちゃんレンズでした 
 
では分解掃除を始めます。銘板をゆるめると・・
 
前ユニットがゆるっと出てきました。中途半端に開けて止めてしまったみたいで、けっこー雑に扱われてたみたいです(;^ω^)
 
ユニットを分解すると分厚い合わせレンズが出てきました
 
レンズのカビは合わせレンズの外側にありました。内側がカビてたらエライことになってたのでラッキーです(^◇^)
 
次はマウント側からの分解・・でも、ネジがが ガチガチで緩みません(つд⊂)
 
Nikkorのネジは固いので有名(;^ω^) 無理せず他の方法で分解していきます
 
ピントリングにあるイモネジを外して先のカバーを外したら
 
下に出てくるイモネジを外して後ろユニットを取り出します
 
レンズ構成は3群4枚 でした
 
元どーりに組んで試し撮り・・ボケボケですΣ( ̄ロ ̄lll)
 
前の持ち主が組み戻した時にレンズの戻し方を間違ってたみたいで、きちんと直して再挑戦っ、中古レンズはこーゆーコトが時々あります( ̄▽ ̄;)
 
はいっ、キレイに撮れました(^◇^)
 
Nikkor-Q auto 135mm F3.5 Ai改、半世紀たっても使えるレンズでした。
 
 

RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO

2022-06-10 00:14:50 | レンズ

古いレンズを分解していくシリーズ第4弾

「RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO」です。
このレンズは1980年初期に発売されたレンズで、遠藤厳達さんというエライ光学設計士が造ったたいそ~なレンズなんだそーです(* ̄- ̄)ふ~ん
 
でもま~私が買ったのは中でレンズが”カタカタ”するジャンク品、おまけでリケノン50mmの単焦点レンズも付けてくれたってコトは、売り主の人もいらないんだろーな~( ̄▽ ̄;)
 
まず最初にこの突起をのけます。ホントは色々機能もあるんだけど私のペンタックス機にはめるとつっかえてレンズが外れなくなる・・かもしれないヤバいやつらしーからですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
突起はマウントを外すとポロっと取れました✌
 
次に後ろユニットを分解していくと
 
奥のレンズがちゃんとはまってないんだけどー(~_~;) ガタガタの原因はココみたいです
 
でも、このレンズがなかなか取れなくてムリヤリ引っ張り出してると・・もっとハマりました( ;∀;)
 
イロイロやっても外れないんで、最終兵器のゴムハンマーでどついたら( ̄▽ ̄;)
 
なんとか取れました(^^; 良い子と大人はマネしないで下さい。あとレンズの向きが逆だったみたいで、ひっくり返すと元の位置にきっちり収まりました(^O^)
 
後は、他のレンズをお掃除をしてから組み戻して直すと完成~
 
繊細な描写が評判通りでイイ感じです(*´ω`*)
 
以上「RICOH RIKENON P ZOOM 35-70mm F3.4-4.5 MACRO」の分解掃除でした

Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4

2022-06-01 23:25:41 | レンズ

古いレンズを分解していくシリーズ第3回

「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」です。
 
このレンズは1961年に発売されたニコン一眼レフ初の望遠レンズ
今でも写りがイイと評判の200mm単焦点を分解掃除していきたいと思います(`・ω・´)
 
始めにフォーカスリングにあるちっこいイモネジを外して上のリングを緩めたら鏡筒の先を外します
 
次にマル印の所のネジを緩めると
 
中のユニットがごっそり取れます
 
1枚目のレンズを外して
 
2枚目のレンズの上にあるワッシャーもとりますが、コレには表裏があって、もし間違うと・・
 
こ~んなボケボケ写真がとれてしまいます( ̄▽ ̄;) 汚い部屋は気にしないで下さい・・
 
次はユニットを回して外して
 
どんどん中のレンズを取りだすとOK、レンズ構成は4群4枚でユニットは3分割にできます。単焦点はシンプルなのでどこからでも分解できるのがいいです(*^。^*)
 
おまけ:ニコンはホームページにレンズ構成図が公開されているので向きを忘れても大丈夫です✌
 
今回は絞り羽の前、3枚目のレンズにカビがあったのでお掃除しました
 
組みもどしたらヘリコイドの位置確認をして作業は完了です
 
高原の牧場でゆったり試し撮り~ じゃなくて近所の公園を散歩してたヤギさんをパチリっ透明度の高い今でも現役の写りが復活しましたヾ(o´∀`o)ノ
 
でもなんでここにヤギさんがいたのかは謎です。
 
以上「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」の分解&掃除でした。

RICCHO RIKENON XR 200mm F4

2022-05-09 20:42:01 | レンズ

今回は古いレンズを分解していくシリーズ、第2回「RICCHO RIKENON XR 200mm F4」です。

↑このレンズは1970年代のRICOHのフィルム一眼レフXRシリーズ用のレンズです。RICOHはPENTAXと同じKマウントを採用しているので大体のレンズは現行のPENTAX機にも使えちゃいます
 
↑レンズの状態は、作動は良好ですが全体がベタベタしてホコリまみれ、置き古されてた古レンズって感じでしょーか
 
↑では早速、分解&清掃に進みます(*^。^*) ますは先端の小さな緩み防止のいもネジを外して
 
↑フォーカスリングを固定しながら先の部分を反時計回りにぐりっと回して外します。腕力に自信のある人はネジごとごりっと外してしまうそーです(;^ω^)
 
↑次に根元にあるワッシャーを外して
 
↑奥に見えてくるネジも外すと
 
↑フォーカスリングがごっそり抜けて前ユニットの根本が出てきます
 
↑根元のネジを外して反時計回りに回すと前ユニットは外れます
 
↑あとはレンズを外していけば前ユニットの分解は完了~(∩´∀`)∩
 
↑あとネジ類は小袋に入れておくとなくならないので便利っ、カメラのネジは息しただけでも吹き飛んじゃいそーなくらいちっこいです
 
↑次はマウントを外して
 
↑カニ目でレンズを取り出していきます。後ろユニットにはレンズが2枚しかないのでワリと簡単です
 
↑単焦点なんでレンズ構成はシンプルなレンズでした、分解かんりょー
 
↑あとはレンズをキレイにして
 
↑ユルユルになってたフォーカスリングのゴムを直したら完成です(*^▽^*)
 
↑オートフォーカスや手振れ補正機能なんかない古いレンズですが物はイイんで写りはバッチリっ
 
↑遠くの飛行機もクッキリ写ります(^_^)/
 
「RICCHO RIKENON XR 200mm F4」の分解&清掃記事をお伝えしました(^○^)

Tokina 24mm F28

2022-04-02 15:12:25 | レンズ

今回はいつもの映画ブログをお休みして私が集めてるカメラのレンズを分解掃除してみたいと思います。

 
記念すべき?第一弾は「Tokina 24mm F2.8」、フィルムカメラ時代の古~いレンズでヤフオクでポチリました
 
絞り羽が開いたまま動かない”難あり品”、ジャンクってやつです(;^ω^)
 
まずは銘板を半時計回りに緩めます・・と、前の持ち主も分解してたみたいでココは最初からユルユルでした
 
銘板を外したら前のレンズユニットがごっそりとれます
 
中のレンズをぺったん棒で引っ張り出してさらに奥に進みます
 
これが前ユニットのレンズと
 
後ろユニットのレンズ(^_^)/
 
出品者の説明は「申し分ないレンズですっ」なんだけど、それホドでもないかも( ̄▽ ̄;)
 
でもま~軽くアルコールで拭くとキレイになったからヨカッタっす✌
 
次は後ろのマウントを外します(`・ω・´)
 
と、ここで問題発生、ネジがガッチガチで全然開きませんっΣ( ̄ロ ̄lll)
あとよーくみると前の持ち主が苦労したみたいで潰れかけのネジとスレ傷が・・(^_^;)
 
こんな時はこいつの出番(`・ω・´)、ネジを加熱してするとなんとなーく緩んできました(^^)/
 
で、いよいよビックボスの登場、固着した絞り羽に到着です。とりあえずピンセットでこじると動かなかった絞り羽は動くみたいですがグリスっぽいのが付いてます。たぶん可動部に塗られてたグリスが染み出て絞り羽についてしまったのが固着の原因みたいです(-ω-)/
 
羽についたグリスを取るのにパーツクリーナーをブッシュ~っとかけてから( ゚∀゚)
 
地味~に拭き上げる・・を、何回も繰り返して( ̄- ̄)
 
直りましたっヾ(o´∀`o)ノ
 
あとはレンズの向きを間違わないよーに組み戻せば出来上がりです(^◇^)
 
試し撮りもばっちり、キレイに撮れます(≧∇≦) 
 
という感じで「Tokina 24mm F28 」の分解修理をお伝えしてみました<(_ _)>