古いレンズを分解していくシリーズ第3回
「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」です。
このレンズは1961年に発売されたニコン一眼レフ初の望遠レンズ
今でも写りがイイと評判の200mm単焦点を分解掃除していきたいと思います(`・ω・´)
始めにフォーカスリングにあるちっこいイモネジを外して上のリングを緩めたら鏡筒の先を外します
次にマル印の所のネジを緩めると
中のユニットがごっそり取れます
1枚目のレンズを外して
2枚目のレンズの上にあるワッシャーもとりますが、コレには表裏があって、もし間違うと・・
こ~んなボケボケ写真がとれてしまいます( ̄▽ ̄;) 汚い部屋は気にしないで下さい・・
次はユニットを回して外して
どんどん中のレンズを取りだすとOK、レンズ構成は4群4枚でユニットは3分割にできます。単焦点はシンプルなのでどこからでも分解できるのがいいです(*^。^*)
おまけ:ニコンはホームページにレンズ構成図が公開されているので向きを忘れても大丈夫です✌
今回は絞り羽の前、3枚目のレンズにカビがあったのでお掃除しました
組みもどしたらヘリコイドの位置確認をして作業は完了です
高原の牧場でゆったり試し撮り~ じゃなくて近所の公園を散歩してたヤギさんをパチリっ透明度の高い今でも現役の写りが復活しましたヾ(o´∀`o)ノ
でもなんでここにヤギさんがいたのかは謎です。
以上「Nikon Nikkor-Q Auto 200mm F4」の分解&掃除でした。