なんとっ!!
あれよ、あれよと言う間に
気がつけば
12月も、すでに中旬。
2015年も
あと、2週間で終わっちゃうわけ~!!!
オーマイガーッ!!!
なんて、毎日過ぎるのが
早いんだ。
もしかして
日本では
10日後に控えた
クリスマスで
国中、盛り上がってる?!
クリスマスソング
もりもりで
街は、きらきらで
忘年会シーズン真っ最中で←路線ずれてる?
終電は
混みこみで
デパートは
歳末大売出しで
だんだん、
クリスマスとは、
カンケーなくなってきたけど。
とにかく。
皆、せわしく
年末ムードに入ってきてる?!
我が家もね。
遅まきながら
クリスマスツリー、ならぬ
年末ツリーを
飾りましたぜ。
やっぱり、ライトが
きらきらして
この時期には
自分的には
欠かせないイベントの
一つです。
そんなこんなの
本日。
長男は、お友達Y君と
ギョレメに行った。
何でも、Y君の
テストの成績を補うために
外国人旅行客に
街頭インタビューしなきゃ
いけないらしくて。
そういう事が
大得意の長男が
お手伝いを
買ってでたらしいww
夕方、ギョレメから
帰ってくると
今度は、二人で
部屋にこもって
レポートの作成に
必死。
Y君は、はきはきと
挨拶をする、明るい感じの子。
「こんにちわ!お邪魔します。おばさん!」
屈託のない笑顔で
声をかけてくる。
「いや~。俺1人じゃ、とても
できなかったっす。長男君に、本当に感謝です!」
愛嬌のある
大きな目を、
くりくりさせながら
嬉しそうに話す。
でも。
彼の家庭環境は
複雑だ。
最低賃金で働く
父親を助けるために
学校のあと、毎日
アルバイトに出て
夜中の12時まで
働いて
家と学校と
アルバイトを掛け持つ毎日
だったのだけど。
父親が病気になって
まともに働けなくなった。
ので。
今は、田舎に引っ越して
そこで、
生活するのに、必死なのだ。
時々、ネブにある
おじさんの家に、
泊まりにくるのだそうだ。
レポートが、
やっと終わって。
Y君が帰る、って時に。
長男が、そろそろと
わしの側に、やってきて。
「お母さん。俺の、もうあんまり着ない上着
友達にあげてもいいかな~。」
「は?あんたの古着なんか、
友達ど~しようってわけ?
ガレージセールにでも、出すの?」
「うん。いや、あの、実はさ…。
Yに、やろうと思って…。」
長男いわく。
Y君の洋服は、一張羅。
上下、ワンセットしか
よそ行きの服が、ない。
「俺、いつ見ても、あいつの洋服
同じなんだよ~」
とても、新しい服を
買う余裕は、ないのだそうだ。
2000リラもするような
携帯電話を
持ち歩く高校生が
多い中
Y君は、どんな気持ちで
それを見てるのかな…。
「でもさ。すっごく、いい奴なんだよ。
もうね~。そんな境遇なのが、信じられないくらい
ココロがきれいな奴でさ。」
実際。トルコには
こういう、複雑な家庭環境の子供って
多いような
気がする。
だって。
よく、耳にする機会が、ある。
うちの、と~ちゃんの
遠い親戚にあたる女性も
ダンナさんが
うつ病で
子供3人と自分達で
5人家族、なんだけど。
国の補助金が
毎月500リラで
あとは、
飼ってる牛の、牛乳を売って
それで、何とか
生計を立ててる、って聞いてて。
子供の古着、とか。
何かあると、
そのオウチに
送ってもらうように
してるんだけど。
ああ、ここにも。
ずじぶん近くに
そんな環境の子が
いたんだ…。
そんな事を
ぼんやり、考えた。
「洋服、あげてもいいよ。
ついでに、オレンジとりんごも、あげれば?」
「うん。でも、あんまり、いろいろ
もらいたがらないんだよ。
そういう風に、おもらいさんみたいに
扱うのは、失礼だろ。」
あ、いえ。
そういうつもりじゃ
なかったんだけど…。
難しい年頃だし。
言動には、気をつけなきゃ
いけないね。
Y君の夢は
立派な料理人になって
それで身を
立てること。
できれば、世界的に有名な
シェフになりたいな~!!
と。
長男に話したそうだ。
「ありがとうございました!お休みなさい!」
と
元気に帰っていく
後姿を見ながら
なんか。
幸せになってほしいなあ~って。
いえ。
もしかしたら、そういう風に
考える事自体が
すでに
「驕り」なのかもしれないけど。
もしかしたら。
家族揃って、暮らせてる彼は
彼にとっては
十分、幸せなのかも、しれないけど。
でも。いつか。
好きなモノを食べて
好きな服を着て
物質的にも
足りた生活を、
手にいれられたら
いいねえ…と。
そう思ったわけよ。
だってね。
長男と同じ、17歳だもんね。
オシャレもしたいだろうし
カッコもつけたいだろう。
おばはんは。
余計なお世話だけど
そう思っちゃうのよ。
でも、どうかな。
物質的に、足りてれば
イコール幸せ、という
図式は、間違ってるかもね。
金は、うなるほど
持っていても。
健康に問題があったり
家庭に問題があったりして
不幸な人は
いっぱい、いるもんね。
Y君が、納得のいく
人生を手に入れられますように。
「あんたね。Y君を哀れに思ってやれ、とか
そんな事は、ひとつも考えてないけど。
そういう境遇の子が、世の中には
たくさん、いるんだよ。
あんたのと~ちゃんは、健康で、頑張って、
あんた達のために、働いてくれてるのが
どんだけ、ありがたいことなのかも、少し考えなきゃ、いけないね。」
って。
長男には、そう言ってみた。
長男も。
目をくりくりさせながら
何か
考えてるようだったけど。
酸いも甘いも
人生の一部。
いろいろと、周りを見て
考えて
豊かなオトナに
なっていってほしいな、と
思ったのでした。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。

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気がつけば
12月も、すでに中旬。
2015年も
あと、2週間で終わっちゃうわけ~!!!
オーマイガーッ!!!
なんて、毎日過ぎるのが
早いんだ。
もしかして
日本では
10日後に控えた
クリスマスで
国中、盛り上がってる?!
クリスマスソング
もりもりで
街は、きらきらで
忘年会シーズン真っ最中で←路線ずれてる?
終電は
混みこみで
デパートは
歳末大売出しで
だんだん、
クリスマスとは、
カンケーなくなってきたけど。
とにかく。
皆、せわしく
年末ムードに入ってきてる?!
我が家もね。
遅まきながら
クリスマスツリー、ならぬ
年末ツリーを
飾りましたぜ。
やっぱり、ライトが
きらきらして
この時期には
自分的には
欠かせないイベントの
一つです。
そんなこんなの
本日。
長男は、お友達Y君と
ギョレメに行った。
何でも、Y君の
テストの成績を補うために
外国人旅行客に
街頭インタビューしなきゃ
いけないらしくて。
そういう事が
大得意の長男が
お手伝いを
買ってでたらしいww
夕方、ギョレメから
帰ってくると
今度は、二人で
部屋にこもって
レポートの作成に
必死。
Y君は、はきはきと
挨拶をする、明るい感じの子。
「こんにちわ!お邪魔します。おばさん!」
屈託のない笑顔で
声をかけてくる。
「いや~。俺1人じゃ、とても
できなかったっす。長男君に、本当に感謝です!」
愛嬌のある
大きな目を、
くりくりさせながら
嬉しそうに話す。
でも。
彼の家庭環境は
複雑だ。
最低賃金で働く
父親を助けるために
学校のあと、毎日
アルバイトに出て
夜中の12時まで
働いて
家と学校と
アルバイトを掛け持つ毎日
だったのだけど。
父親が病気になって
まともに働けなくなった。
ので。
今は、田舎に引っ越して
そこで、
生活するのに、必死なのだ。
時々、ネブにある
おじさんの家に、
泊まりにくるのだそうだ。
レポートが、
やっと終わって。
Y君が帰る、って時に。
長男が、そろそろと
わしの側に、やってきて。
「お母さん。俺の、もうあんまり着ない上着
友達にあげてもいいかな~。」
「は?あんたの古着なんか、
友達ど~しようってわけ?
ガレージセールにでも、出すの?」
「うん。いや、あの、実はさ…。
Yに、やろうと思って…。」
長男いわく。
Y君の洋服は、一張羅。
上下、ワンセットしか
よそ行きの服が、ない。
「俺、いつ見ても、あいつの洋服
同じなんだよ~」
とても、新しい服を
買う余裕は、ないのだそうだ。
2000リラもするような
携帯電話を
持ち歩く高校生が
多い中
Y君は、どんな気持ちで
それを見てるのかな…。
「でもさ。すっごく、いい奴なんだよ。
もうね~。そんな境遇なのが、信じられないくらい
ココロがきれいな奴でさ。」
実際。トルコには
こういう、複雑な家庭環境の子供って
多いような
気がする。
だって。
よく、耳にする機会が、ある。
うちの、と~ちゃんの
遠い親戚にあたる女性も
ダンナさんが
うつ病で
子供3人と自分達で
5人家族、なんだけど。
国の補助金が
毎月500リラで
あとは、
飼ってる牛の、牛乳を売って
それで、何とか
生計を立ててる、って聞いてて。
子供の古着、とか。
何かあると、
そのオウチに
送ってもらうように
してるんだけど。
ああ、ここにも。
ずじぶん近くに
そんな環境の子が
いたんだ…。
そんな事を
ぼんやり、考えた。
「洋服、あげてもいいよ。
ついでに、オレンジとりんごも、あげれば?」
「うん。でも、あんまり、いろいろ
もらいたがらないんだよ。
そういう風に、おもらいさんみたいに
扱うのは、失礼だろ。」
あ、いえ。
そういうつもりじゃ
なかったんだけど…。
難しい年頃だし。
言動には、気をつけなきゃ
いけないね。
Y君の夢は
立派な料理人になって
それで身を
立てること。
できれば、世界的に有名な
シェフになりたいな~!!
と。
長男に話したそうだ。
「ありがとうございました!お休みなさい!」
と
元気に帰っていく
後姿を見ながら
なんか。
幸せになってほしいなあ~って。
いえ。
もしかしたら、そういう風に
考える事自体が
すでに
「驕り」なのかもしれないけど。
もしかしたら。
家族揃って、暮らせてる彼は
彼にとっては
十分、幸せなのかも、しれないけど。
でも。いつか。
好きなモノを食べて
好きな服を着て
物質的にも
足りた生活を、
手にいれられたら
いいねえ…と。
そう思ったわけよ。
だってね。
長男と同じ、17歳だもんね。
オシャレもしたいだろうし
カッコもつけたいだろう。
おばはんは。
余計なお世話だけど
そう思っちゃうのよ。
でも、どうかな。
物質的に、足りてれば
イコール幸せ、という
図式は、間違ってるかもね。
金は、うなるほど
持っていても。
健康に問題があったり
家庭に問題があったりして
不幸な人は
いっぱい、いるもんね。
Y君が、納得のいく
人生を手に入れられますように。
「あんたね。Y君を哀れに思ってやれ、とか
そんな事は、ひとつも考えてないけど。
そういう境遇の子が、世の中には
たくさん、いるんだよ。
あんたのと~ちゃんは、健康で、頑張って、
あんた達のために、働いてくれてるのが
どんだけ、ありがたいことなのかも、少し考えなきゃ、いけないね。」
って。
長男には、そう言ってみた。
長男も。
目をくりくりさせながら
何か
考えてるようだったけど。
酸いも甘いも
人生の一部。
いろいろと、周りを見て
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