トルコの
南東部に
ディヤルバクル、という
大きな町がござんす。
ここは。
トルコの中でも
クルド人人口が
多いので
有名な町。
残念ながら。
クルド人ゲリラ問題とも。
切っても
切れない町。
この町で。
８月に、
ある事件が
起こりやした。
ここは。
一種、公然と
クルド人ゲリラ勢力が
アンダーグランド、とはいえ
幅、を
きかせてる町でも
ござんして。
少年少女たちが
時折
誘拐されて
ゲリラへと
強制加入させられたり
するそうっす。
で。
ハジレ・アカルさんの
息子（２１）も
多分、そんな理由で
ある日、
忽然と
姿を消してしまった。
許されないでしょ。
信じられないでしょ。
小さい頃から
愛情を注いで
目の中に入れても
痛くない思いで
一生懸命
育ててきた我が子が
他人のエゴ、のために
誘拐されて
しかも。
利用されて、多分、
最後は
殺される。
考えただけで
気が狂うでしょ。
お母さん、
ハジレさんは
当然、警察に
失踪届けを出すけれども。
そんなことでは
ラチが開かないのを
知っていて
息子が残した
携帯電話を
かき混ぜ始める。
すると。
クルド人ゲリラの
政治部門、と
ウワサされる
HDP党から
たくさんのメッセージが
息子の携帯に
きていることを、突き止める。
そして。
ハジレお母さんは、
行動を起こした。
今までは。
皆、恐れて
誰も、真正面から
挑めなかった、ゲリラ組織に
たった一人で
息子を取り返すために
立ち向かって行った。
どうせ、あたしには
失うものは、
もう、何もない。
そう、覚悟を決めた
ハジレ母さん。
HDP幹部に
直談判を申し込む。
息子を返せ！
どこに連れて行ったんだ！
しかし。
当然、HDP幹部は
そんなもんは、知らんと
突っぱねる。
そこで、ハジレ母さん。
シラを切るんじゃねえ！と
暴れて、ビルの
窓を壊し。
なんと、そのまま
HDPビルの前で
座り込み抗議を
始めたのです。
途中。
親戚の女性が
応援のために
一緒に座り込んだり
または。
HDPの回し者、と
思われる
ごろつきに
襲撃されそうに
なったりして。
それでも。
ガンとして
座り込みを
やめなかった。
警察も。
それにあわせて
詳細な、聞き込み調査を
開始。
４日後に、なんと。
息子の居所を突き止め
無事に、
母子は、再会を果たしたのです。
すごいでしょ～。
すごい勇気！
さすが、トルコの
肝っ玉母さん！
これが
他の、母さん達の心に
火をつけた。
子供を誘拐された
母さん達は
団結して
立ち上がったのですだ。
ハジレ母さんが
息子に再会したのが
８月２４日。
その後。
９月３日に
今度は、３人の
やはり
子供を誘拐された
母さん達が
同じく、HDPビルの前で
座りこみを始めた。
９月、１０月、１１月…と
３ヶ月がたち。
今では、その数。
なんと、５８家族。
彼らを守るために
毎日
警察隊も
立ち会っていて。
その抗議行動は
毎日、続いておりました。
そして。
長期化してきて
みんなに、
少しずつ
疲れが見え始めた
そんな、今日。
もう１人の、母さんが
息子に再会を果たしたのです。
ハティージェ・ジェイランさん。
息子は。
４年前に
誘拐されて
とっくに
ゲリラ組織に
入れられて
いたのだけれど。
何をどうしたのやら。
母親達が
抗議行動を
起こしている、という知らせが
息子の耳に
入った。
自分のために
母さんが、頑張ってくれている。
一念発起した
息子は
ゲリラ組織からの
脱走を計画。
警察の協力などの
もとに
数人の仲間と
無事に
ゲリラ組織から
脱走を果たし。
今日、両親との
再会を、果たしたのでした～。
すごい！
かーさんパワー、
ホント、すごい！
クルド人ゲリラ、に
関しては
いろんなウワサが
交錯しているけれども
人様の息子、娘を
騙して
誘拐して
ゲリラに入れる、とか。
その行為だけ見ても。
許しがたい。
彼らが、
どんな言い訳をしようとも
母親達の涙、が
真実を
雄弁に
物語っている、というもの…。
一日も早く。
他のかーさん達も
子供達に
再会できますように。
最後に。
抗議行動を
たった一人で始めた
ハジレかーさんの言葉。
「他のご家族の方も、もし子供が誘拐されたのを知ったなら。
HDPのビルの前に行って、抗議をしなさい！私の、もう１人の息子も
ヤツラが、騙して、誘拐して、そして、最後に、殺されました。
その後、４０日間は、食べ物も、飲み物も、ノドを通らなかった。
私に、こんなツライ仕打ちをしたのです。
子供を誘拐された家族、母親も、父親も、恐れてはいけません。
勇気を持って、HDPビルへ行って、子供を返せ！と要求しなさい！」
まだまだ
テロ組織の闇、は
深いけれども
一刻も早く
他のかーさんたちも
子供達に
再会できますように…。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。
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ディヤルバクル、という
大きな町がござんす。
ここは。
トルコの中でも
クルド人人口が
多いので
有名な町。
残念ながら。
クルド人ゲリラ問題とも。
切っても
切れない町。
この町で。
８月に、
ある事件が
起こりやした。
ここは。
一種、公然と
クルド人ゲリラ勢力が
アンダーグランド、とはいえ
幅、を
きかせてる町でも
ござんして。
少年少女たちが
時折
誘拐されて
ゲリラへと
強制加入させられたり
するそうっす。
で。
ハジレ・アカルさんの
息子（２１）も
多分、そんな理由で
ある日、
忽然と
姿を消してしまった。
許されないでしょ。
信じられないでしょ。
小さい頃から
愛情を注いで
目の中に入れても
痛くない思いで
一生懸命
育ててきた我が子が
他人のエゴ、のために
誘拐されて
しかも。
利用されて、多分、
最後は
殺される。
考えただけで
気が狂うでしょ。
お母さん、
ハジレさんは
当然、警察に
失踪届けを出すけれども。
そんなことでは
ラチが開かないのを
知っていて
息子が残した
携帯電話を
かき混ぜ始める。
すると。
クルド人ゲリラの
政治部門、と
ウワサされる
HDP党から
たくさんのメッセージが
息子の携帯に
きていることを、突き止める。
そして。
ハジレお母さんは、
行動を起こした。
今までは。
皆、恐れて
誰も、真正面から
挑めなかった、ゲリラ組織に
たった一人で
息子を取り返すために
立ち向かって行った。
どうせ、あたしには
失うものは、
もう、何もない。
そう、覚悟を決めた
ハジレ母さん。
HDP幹部に
直談判を申し込む。
息子を返せ！
どこに連れて行ったんだ！
しかし。
当然、HDP幹部は
そんなもんは、知らんと
突っぱねる。
そこで、ハジレ母さん。
シラを切るんじゃねえ！と
暴れて、ビルの
窓を壊し。
なんと、そのまま
HDPビルの前で
座り込み抗議を
始めたのです。
途中。
親戚の女性が
応援のために
一緒に座り込んだり
または。
HDPの回し者、と
思われる
ごろつきに
襲撃されそうに
なったりして。
それでも。
ガンとして
座り込みを
やめなかった。
警察も。
それにあわせて
詳細な、聞き込み調査を
開始。
４日後に、なんと。
息子の居所を突き止め
無事に、
母子は、再会を果たしたのです。
すごいでしょ～。
すごい勇気！
さすが、トルコの
肝っ玉母さん！
これが
他の、母さん達の心に
火をつけた。
子供を誘拐された
母さん達は
団結して
立ち上がったのですだ。
ハジレ母さんが
息子に再会したのが
８月２４日。
その後。
９月３日に
今度は、３人の
やはり
子供を誘拐された
母さん達が
同じく、HDPビルの前で
座りこみを始めた。
９月、１０月、１１月…と
３ヶ月がたち。
今では、その数。
なんと、５８家族。
彼らを守るために
毎日
警察隊も
立ち会っていて。
その抗議行動は
毎日、続いておりました。
そして。
長期化してきて
みんなに、
少しずつ
疲れが見え始めた
そんな、今日。
もう１人の、母さんが
息子に再会を果たしたのです。
ハティージェ・ジェイランさん。
息子は。
４年前に
誘拐されて
とっくに
ゲリラ組織に
入れられて
いたのだけれど。
何をどうしたのやら。
母親達が
抗議行動を
起こしている、という知らせが
息子の耳に
入った。
自分のために
母さんが、頑張ってくれている。
一念発起した
息子は
ゲリラ組織からの
脱走を計画。
警察の協力などの
もとに
数人の仲間と
無事に
ゲリラ組織から
脱走を果たし。
今日、両親との
再会を、果たしたのでした～。
すごい！
かーさんパワー、
ホント、すごい！
クルド人ゲリラ、に
関しては
いろんなウワサが
交錯しているけれども
人様の息子、娘を
騙して
誘拐して
ゲリラに入れる、とか。
その行為だけ見ても。
許しがたい。
彼らが、
どんな言い訳をしようとも
母親達の涙、が
真実を
雄弁に
物語っている、というもの…。
一日も早く。
他のかーさん達も
子供達に
再会できますように。
最後に。
抗議行動を
たった一人で始めた
ハジレかーさんの言葉。
「他のご家族の方も、もし子供が誘拐されたのを知ったなら。
HDPのビルの前に行って、抗議をしなさい！私の、もう１人の息子も
ヤツラが、騙して、誘拐して、そして、最後に、殺されました。
その後、４０日間は、食べ物も、飲み物も、ノドを通らなかった。
私に、こんなツライ仕打ちをしたのです。
子供を誘拐された家族、母親も、父親も、恐れてはいけません。
勇気を持って、HDPビルへ行って、子供を返せ！と要求しなさい！」
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深いけれども
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子供達に
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