風のうわさ

気ままな私の独り言

烏山山あげ祭

2014年07月28日 | 日記

ここ数年 毎年のように烏山山あげ祭を観にいっている。

 

栃木県の東の方に烏山という小さな町(人口約3万人)がある。

今はトンネルができ、 道が整備され本当に近くなった。

それでもこの町は昔の面影をのこしている。

この小さな町で3日間 野外歌舞伎がとり行われる。

常磐津の三味線にあわせて「将門」 「戻り橋」 「蛇姫様」など。

 

道路上に即席で舞台を作り、 歌舞伎を演じて

舞台をこわし、 2~3時間後には

また別のところに舞台を作り、 演じる。

背景には奥行100M位に高さ10Mの大山

そして中山が作られる。

(それゆえ山あげ祭といわれる)

 

これを1日に5回くらい くりかえす。

町の男衆はこの力仕事に誇りを持って

楽しそうに組み立て、 解体を繰り返す。

しかし、 今回は36度Cを超す暑さ。

皆日焼けして赤い顔をしていた。

それにしても暑い。

炎天下では演じる方も 観る方も 大変な1日だった。

 この小さな小さな町が毎年これだけのことをするのには

本当に感心してしまう。

 

すぐ近くには那珂川がゆったりと流れ、

あゆ釣りの人も見られた。

久々に ヤナへ足をのばし「ひのきや」へ。

とんびがヒュルルーと啼いている。 

 

子供の頃の夏休みを思い出した。

一瞬、 タイムスリップしたかと錯覚しそう。

あの頃の夏休みはとてつもなく長かった。

 

う~~ん。

 

 

 

 

 

 


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