心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

雪 梅

2012-01-28 | 詩吟 漢詩
 地区の初吟会が2月12日にあります。
    与えられた吟です。 中々、表現できません。

雪 梅     方秋崖


有梅無雪不精神
   うめありて ゆきなければ せいしんならず

有雪無詩俗了人
    ゆきありて しなければ ひとをぞくりょうす

 
薄暮詩成天又雪
  はくぼ しなって てんまたゆき  


与梅併作十分春
    うめとあわせて なす じゅうぶんのはる


この時期にぴったりの漢詩なんですが内々イメージ通りに吟ずることが出来ません。

解 釈

梅が咲いていても雪が降っていないと風景が生き生きとしたものにはならない。
雪が有っても詩心が起きないようでは、せっかくの風景も平凡なものになってしまう。
夕暮れ時、詩が出来上がり、雪が降ってきた。
梅と雪と詩を合わせて春の情趣を十分に味わえるものである。
コメント (2)
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