マジェロの美しいクボミハマサンゴの景観ですが、よく見ると中央にテーブルサンゴが見えます。
サンゴはマジェロの強い太陽光を浴びて成長しますが、種類の違うサンゴが太陽光を奪い合い激しい成長競争を行います。
これも豊かなマジェロの海だからおこる事です。
砂地のサンゴは強い光を浴びて成長します。
なぜかマジェロの海はいたるところにカイメンがあります。
いろんな形があり、色彩も多様で面白い。
カイメンは世界中の熱帯の海に生息します。植物みたいですが、生殖を行う動物です。
また、体内に大量の微生物が共生していることが知られています。
その骨格は天然のスポンジになります。
クサビライシは単体のサンゴで群体をつくらない、珍しいサンゴです。クサビラとはきのこの古語です。岩礁などに固着しないで、ころがっています。また、光の方に歩いていく性質があります。それにしても、このクサビライシの紫色はきれいですね。