7月17日からインドネシアのコモドクルーズに行きます。
今年は2月のマナドに続き、2回目のインドネシアです。
コモド諸島はスケールが大きく、多種多様な生物が棲む海です。
コモドドラゴンが有名ですが、陸以上に、海も凄いと思います。
写真はマナドのイソバナがあるドロップオフです。小さな魚やウミシダや生き物が見えます。
サンゴの幼生を定着させる着床具を見つけた。
ここはサンゴ再生に取り組んでいる海域でもある。
マナドはかつてダイナマイト漁やシアン化漁などが行われ、サンゴ礁が荒らされた歴史があります。
マナドは国立海洋公園に指定され、入海料によってサンゴ礁の保護が進められています。
ブナケンのドロップオフの上のサンゴ礁に太陽が現れた。
堂々としたサンゴたちと乱舞する魚たちに太陽光が放射状に放たれた。
この円形をした放射状の光の階調が大変良く出たようだ。
D700のワイドレンズによる描写はシャープさと階調が素晴らしい。
水中写真の場合ダイバーを入れると写真が生々しくなります。
そのため、あまり入れる事はありません。
入れる場合は特にサンゴや魚などの大きさや特別の状況が分かるような場合に限ります。
この写真はサンゴ礁のウオールの様子が分かるようにダイバーを入れました。
ブナケンのドロップオフは見た事のない光景の連続だった。
サンゴ、ソフトコーラル、海底生物に多彩な魚たちが見える。
ここは生物多様性の豊穣の海だ。
私はこの海に生命そのものを感じる。
ダイナミズムに現され、一瞬の生きる者の荘厳さと儚さよ
生きる者は生と戦いの連続性を私に見せる。
ブナケンのリーフエッジの上は見た事のないサンゴ礁が広がっていた。
様々な種類のサンゴが集まるサンゴ礁である。この写真だけでも6種類以上のサンゴがある。
私はまさに赤道直下の豊かで生命力溢れるインドネシアのサンゴ礁を見た。
今回はココティノスに宿泊しました。写真はココティノスのオープンエアーのレストランから見た海です。
素晴らしい海です。
ちょうど虹がかかりました。半円の虹はなかなか見る機会がありません。左はブナケンマリンパークに行く桟橋です。もちろんココティノスからは直接ダイビングボートが出ます。ブナケンまで最短で20分位です。
マナドのダイビングはドロップオフを速い潮に乗って流すドリフトダイビングがほとんどだ。
場所によってはドロップオフは1,000メートルを超えると言われる。これだけダイナミックなドロップオフは世界でも類を見ないと言われる。
オフの壁にはサンゴ、ソフトコーラル、海底生物がビッシリ。大型の回遊魚が回ってくる。
私は雄大な海と繊細な生物が織りなす生命の循環を見た。
写真はブナケン島のドロップオフ、カスミチョウチョウウオの乱舞だ。
本日、マナドの撮影から帰りました。写真は左の山が別名マナド富士とも呼ばれるマナドツアです。ツアは古いという意味です。形が富士山に似てどこから見ても美しい山です。右隣の島が今回メインで行った国立海洋公園のブナケンです。
マナドはかなり以前から行きたい場所でした。サンゴ礁の景観が美しく魚影も濃い印象でしたが、期待以上でした。サンゴの種類の多彩さ、海の美しさなど素晴らしかった。順次皆様にお伝えします。そして、滞在ホテルのスタッフ、ダイビングサービスのスタッフの皆様にお礼を申し上げます。大変お世話になりました。
以前はメナドと言っていたのですが、最近はマナドの方が現地の発音に近いとの事でマナドと呼ぶようです。
マナドはバリ島より北で赤道の上、スラウエシ島の北部にあります。
マナドは大航海時代には香辛料の輸出でおおいに栄えたところです。日本からの直行便はないため、シンガポールを経由します。
マナドは世界屈指の広大なサンゴ礁があり、多様性に満ちた魚や生き物が棲息します。
メインエリアのブナケンは国立海洋公園に指定されており、環境の保護をしています。海に入るには入園料を払います。
サンゴを傷つけないために、グローブの着用も禁止されています。また、サンゴを育成しているポイントもあります。
美しいサンゴ礁の写真はもちろん、こういったサンゴ礁保護の現状も皆様にお見せしたいと思います。