サンゴと魚達が嬉しそうな感じがする。
左はコブハマサンゴ、中央と右には2種類のエダサンゴ。
黄色が鮮やかなハナダイ、透明なスカシテンジクダイもいる、よく見ると真ん中にはコクテンハタが。
私たちは海の生き物から見れば異邦人だ。人間は水中では生きられない。
少しの時間だけ海や魚を見せてもらっているにすぎない。人間社会とは別の世界が海中だ。
共通しているのは互いに地球上の住人であること。生命体であることは同じだ。
その立場から海を見たり考えたりすることが大切だと思う。
サンゴと魚達が嬉しそうな感じがする。
左はコブハマサンゴ、中央と右には2種類のエダサンゴ。
黄色が鮮やかなハナダイ、透明なスカシテンジクダイもいる、よく見ると真ん中にはコクテンハタが。
私たちは海の生き物から見れば異邦人だ。人間は水中では生きられない。
少しの時間だけ海や魚を見せてもらっているにすぎない。人間社会とは別の世界が海中だ。
共通しているのは互いに地球上の住人であること。生命体であることは同じだ。
その立場から海を見たり考えたりすることが大切だと思う。
昨日の東京新聞夕刊の記事だ。
「タイ国立公園•野生動植物保護局は、サンゴ礁を保護するため、タイ湾とアンデマン海の七つの国立海洋公園内にある十七カ所のダイビングスポットを当分の間閉鎖し、観光客の立ち入りを禁止し、二十六日までに関係者に通達した。タイ•メディアによると南部のピピ島国立公園やスリン諸島国立公園の1部などダイビングの名所が含まれており、年間計約百万人の観光客が訪れているとされ、南部の観光客への打撃となる可能性もある。
同局によると、禁止地域では80%以上のサンゴに白化現象が起きている。白化は海温の上昇で起るとされるが、同局は『立ち入り規制で海の汚染が減れば、サンゴが回復する可能性がある』と理由を説明した。規制解除の時期はサンゴの回復状況を見て検討する。」
海温の上昇によるサンゴの白化は世界中で起きている現象であるが、ダイブスポットの閉鎖まではあまり前例がないかもしれない。ダイビング関係者に対しての影響も計り知れない。様々な意見や考えがあると思います。しかし確実にいえる事は、サンゴ礁消失の現実は国内だけでなく、世界共通の課題であることです。
昨年、コモドクルーズでお世話になったサザンスタークルーズの懇親会に参加した。
大方洋二さんや古島茂さんなど水中カメラマンの方も出席され挨拶されていた。
私も挨拶し、コモドのサンゴの素晴らしさを話しました。
コモドの他ラジャアンパットのクルーズも紹介さました。
私は2月20日から26日までのラジャアンパットに参加します。
参加者の皆さんからラジャアンパットの事をいろいろ聞けて、大変参考になりました。
世界的に海の秘境と呼ばれるラジャアンパットに行き、海とサンゴ礁の写真をお見せしますので楽しみにして下さい。
久米島の空は青がずっと続く、夕方のなってもいつまでも青い。
やっと、夕日が沈み始めた。ここは海と反対側の山の方だ。サトウキビ畑はシルエットになった。
左下には建物が見える。雲の表情が面白い。空と雲達は何を思っているのだろうか。
私は「自然」と対話しているように思えた。
写真のタイトルは「ホソカマスの群れとダイバー」です。
今回はこの写真について解説します。そしてこの写真を撮影した「とっておきの話」をします。
右下にダイバーが入っています。ホソカマスの群れがいて、ダイバーがBCを操作しながら群れを見ています。
ダイバーを入れることで群れの大きさが分かります。太陽光が入りストロボをあてていますので群れの立体感が出てい
ると思います。普通はここまでの説明で終わります。
「とっておきの話」とは、このダイバーは実はエスティバンのガイドさんです。群れと遭遇したときに彼は群れの背
後から現れ、群れを追い込み、群れの形を造ってくれたのでした。そして結果的に彼がモデルとなってくれたわけで
す。水中を見ているとその動きが克明に分かりました。事前に打ち合わせをしたわけではありません。
写真家にとって海を案内してくれるガイドは大変重要。ポイントや魚の生態が分かり、写真の事も分かるガイドは貴重
な存在です。そのことが分かる象徴的な写真なので皆さんに紹介しました。
先日、葉山を散策した。
冬の葉山は空気も透明で気持ちがよい。海岸に出たところ富士山が見えた。
岩と波を手前に入れ、富士山を撮影した。遠く海面上には逗子海岸のヨットが見える。
富士山は刻一刻とくっきりしたり、薄くなったりする。
波が上がった瞬間を何枚か撮った。その中で波と海の力強さが出て、富士山がきれいに入った一枚だ。
シャッターチャンスの大切さを感じた一枚。
NikonD700 24-120㎜
今回の久米島の写真はきれいだという意見を頂きました。ありがとうございます。
久米島のサンゴは彩りが鮮やで種類も多いようです。
太陽光をバックにサンゴ礁でキンギョハナダイの舞う姿は気持ちのよいものです。
年初の新たな気持ちを富士山の写真に込めて皆様にお送りします。
本年のマスコミ等の論調を見ますと、「既存の組織や体制といった従来の価値観の転換期、
具体的には広くは外交に代表される国家観や個人では日本人の価値観が変わわざるを得ない年になる」
といった指摘があります。今まで受け身でよかった日本や日本人が、
自分自身で生き方を選択する時代に入ったといえるでしょう。
自分は何をしなければならないかは社会や他者が決めるのではなく自分なのです。
私たちはこの富士のように自分の立ち位置を絶えず確認し、行動して行きたいものです。
2007年8月に沖縄に行った時の空撮です。
カメラはNikonD80 18-70㎜ズーム 当時このカメラはいろいろと活躍してくれました。
あけましておめでとうございます。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は私がフリーになって1年目の年でした。会社組織を離れての活動が始まりました。
ニコンサロンbisでの個展開催。さらにいくつかのアートギャラリーでの個展。
新聞での連載等。写真の販売等、さまざまな活動を開始しました。
また、取材も沖縄、海外と展開し、サンゴ礁の現状を撮影しました。
水中写真とは何か。写真家とは何者か。行動しつつ、模索の日々を過ごしています。
そして時代と対峙する事の大切さを実感します。社会と離れて写真は存在しないからです。
読者の皆様。
私は試行錯誤を続けますが、海と自然、そして時代を映し出す写真活動を続けたいと思います。
2011年 元旦 長島敏春