久米島の空は青がずっと続く、夕方のなってもいつまでも青い。
やっと、夕日が沈み始めた。ここは海と反対側の山の方だ。サトウキビ畑はシルエットになった。
左下には建物が見える。雲の表情が面白い。空と雲達は何を思っているのだろうか。
私は「自然」と対話しているように思えた。
久米島の空は青がずっと続く、夕方のなってもいつまでも青い。
やっと、夕日が沈み始めた。ここは海と反対側の山の方だ。サトウキビ畑はシルエットになった。
左下には建物が見える。雲の表情が面白い。空と雲達は何を思っているのだろうか。
私は「自然」と対話しているように思えた。
写真のタイトルは「ホソカマスの群れとダイバー」です。
今回はこの写真について解説します。そしてこの写真を撮影した「とっておきの話」をします。
右下にダイバーが入っています。ホソカマスの群れがいて、ダイバーがBCを操作しながら群れを見ています。
ダイバーを入れることで群れの大きさが分かります。太陽光が入りストロボをあてていますので群れの立体感が出てい
ると思います。普通はここまでの説明で終わります。
「とっておきの話」とは、このダイバーは実はエスティバンのガイドさんです。群れと遭遇したときに彼は群れの背
後から現れ、群れを追い込み、群れの形を造ってくれたのでした。そして結果的に彼がモデルとなってくれたわけで
す。水中を見ているとその動きが克明に分かりました。事前に打ち合わせをしたわけではありません。
写真家にとって海を案内してくれるガイドは大変重要。ポイントや魚の生態が分かり、写真の事も分かるガイドは貴重
な存在です。そのことが分かる象徴的な写真なので皆さんに紹介しました。
今回の久米島の写真はきれいだという意見を頂きました。ありがとうございます。
久米島のサンゴは彩りが鮮やで種類も多いようです。
太陽光をバックにサンゴ礁でキンギョハナダイの舞う姿は気持ちのよいものです。
あけましておめでとうございます。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は私がフリーになって1年目の年でした。会社組織を離れての活動が始まりました。
ニコンサロンbisでの個展開催。さらにいくつかのアートギャラリーでの個展。
新聞での連載等。写真の販売等、さまざまな活動を開始しました。
また、取材も沖縄、海外と展開し、サンゴ礁の現状を撮影しました。
水中写真とは何か。写真家とは何者か。行動しつつ、模索の日々を過ごしています。
そして時代と対峙する事の大切さを実感します。社会と離れて写真は存在しないからです。
読者の皆様。
私は試行錯誤を続けますが、海と自然、そして時代を映し出す写真活動を続けたいと思います。
2011年 元旦 長島敏春
久米島には「畳石」という場所がある。19年前に訪れた。
亀の甲羅のように大きな溶岩で出来た石が敷き詰められた所だ。
写真のように大きな石を門にしている家が幾つかあった。
NikonD700 24-120㎜
本年も今日で終わります、明日からは新しい年になります。
皆様にとって明年が素晴らしい年になりますように。
いつも私のブログを見て頂きありがとうございます。
私にとってブログを書く事は写真やそれにまつわる事象に対しての見方を確認することです。
海や自然、人間や社会など様々なテーマでそれを語りたいと常に思っています。
皆様が私のブログを見て、何か物の見方の参考になればと思います。
「ナンハリ」にあったクマノミがいたイソギンチャクをよく見ると口の部分が光っていた。
イソギンチャクはサンゴの親戚でもある。もちろん褐虫藻と共生し光合成をしている。
幻想的な造形である。
カメラはシーアンドシーの2Gのマクロを使った。
久米島のイマズニというポイントでギンガメアジの大群に遭遇した。
このポイントはギンガメアジやホソカマスの群れが見られる事で知られている。
ただし、いつも見られるわけではないらしい。私が2日間の滞在で見られた事は幸運であった。
D700、17㎜–35㎜ズーム
「ナンハリ」にあるヤセミドリイシの大群集にタカサゴの群れが迫ってきた。
水深はかなり深いが魚達にはあまり関係がないようだ、関係があるのは私たち人間だ。
水深が深くなれば人間は長くいられない。海から見れば人間は異物である。
私たちはその立場で海に接しなければいけない。国内最大級のサンゴ礁を見て人間のちっぽけさを感じた。
ヤセミドリイシの大群集に棲むセジロクマノミ。
この場所は、お世話になったエステバンの堅田さんに教えて頂いた。
右のサンゴがヤセミドリイシで後ろの群生もヤセミドリイシ。
サンゴだけでなく魚や生き物を入れると写真として奥行きと臨場感が出てきます。
一般的に30m以上の潜水は、スキューバ潜水の限界に近い深度になります。
そのためか、水深30mのサンゴ群集ははかなり深いため、今まで発見されなかった理由かもしれません。
ほぼヤセミドリイシのサンゴ礁ですが、写真にあるようにキクメイシなど他のサンゴもあります。
深場に生息するヤセミドリイシは八重山やケラマ、宮古などでも存在すると言われています。
今後、これらの地で大規模なサンゴ礁が発見されると思います。
今回の目的である久米島の国内最大級であるサンゴ礁を撮影。
沖縄本島の西70kmに位置する久米島は様々な変化に富む地形があり、多様性に富むサンゴ礁を有する。
また、透明度も良い海だ。このポイントは「ナンハナリ」と呼ばれる。
この大群集はヤセミドリイシと呼ばれるサンゴだ。
水深は30m前後で幅200m、長さ1km以上に広がっている。
D700、17–35㎜ズーム(17㎜を使用)