クサビライシは単体のサンゴで群体をつくらない、珍しいサンゴです。クサビラとはきのこの古語です。岩礁などに固着しないで、ころがっています。また、光の方に歩いていく性質があります。それにしても、このクサビライシの紫色はきれいですね。
昨晩、NHK教育テレビで放映された「第4回 長い旅の途中 星野道夫 生命のまなざし」を見ましたが、大変共感しました。今まさに、再評価される写真家だと思います。星野道夫の友人である作家の池澤夏樹さんが、星野道夫さんと同じ考えを持ち、とても分かりやすく紹介しています。星野道夫は1996年に、ロシアでヒグマに襲われ亡くなっています。池澤夏樹さんは星野道夫の自然観に共鳴しています。死とは生とともにあること、また、星野道夫の写真に死の匂いを感じます。星野道夫の写真について、「きれいな自然と、アラスカで生きること、植物や動物、生命、自然を現している」と評しているのが印象的でした。
第30回SSP展(日本自然科学写真協会)に私のサンゴの白化の写真の出展が決まりました。SSP展は動員数が日本で最も多い写真展として知られています。
富士フィルムフォトサロン東京展(5月15日~21日)を皮切りに、全国10会場を巡回展示します。皆さんのお近くに来ましたらぜひ来てください。
開催日程
富士フィルムフォトサロン大阪(6月26日~7月2日)
京都エイエムエスギャラリー(8月17日~9月2日)
多摩六都科学館(9月8日~10月4日)
愛知県総合科学博物館(10月10日~11月8日)
富山市科学博物館(11月14日~11月29日)
宮崎県総合博物館(12月5日~11月29日)
岐阜県博物館(2月16日~3月22日)
岡山市デジタルミュージアム(4月2日~4月23日)
科学技術館(4月29日~5月31日)
2月にマクロビ屋さんで私が作った料理です。シェフのコイチさんはフランス料理の出身、このマクロビ料理は大変おいしい。2年前から夫婦で教室に通っています。マクロビ料理とは、もともと日本の伝統的な、穀物を主食にした料理法です。自然にやさしい料理ともいえます。
メニューは上から、スイートポテトサラダ
タタキごぼうのバルサミコソテー水菜のサラダ
マッシュルームと小松菜のきびクリームタルト