今年はじめての奥日光でわくわくして出かけました。
千手ヶ浜に着いたら見慣れない白い花が咲いていました。「この花なに?」と思ってじっくり見たらズミでした。
ありゃ、もうズミが咲いているのかあ、と驚きました。今年は季節がいつもより先に進んでいます。
竜頭の滝のトウゴクミツバツツジも見頃になっていました。
早い流れの中でマガモのペアが餌を採っていました。
一番多くて目立ったミツバツチグリ(バラ科)
イワセントウソウ(セリ科)小さくて線香花火のような花
フデリンドウ(リンドウ科)小さいので見つけるのが大変です。
ヒロハコンロンソウ(アブラナ科)日光の花325図鑑に載ってないのでちょっと苦労しました。
女性に大人気のクリンソウ(サクラソウ科)が早くも咲いていました。
見頃になっていたズミの花
最近良く見かけるニホンアナグマ
キセキレイ きちんと写真を撮らせてくれる鳥は少ないです。
男体山の山頂から登る朝日
ここから先は日光植物園です。
前から見たいと思っていたヤナギトラノオ(サクラソウ科)
ヤナギトラノオの脇にあったセンダイハギ(マメ科)
家内が見つけて喜んでいたギンリョウソウ(シャクジョウソウ科)寄生植物ではなく腐生植物です。
シライトソウ(ユリ科)植物園のあちこちで見られました。
帰りを見送ってくれたキビタキ
今回は家内の友達と3人で行ってきました。自然の家が2部屋取れたので、僕は1部屋独占できました。
一人だと何がいいって?窓を開けて寝られるんです。夜の物音や早朝の野鳥のコーラスを布団の中で聞くことができます。早朝は6度まで気温が下がりましたので、家内と一緒だと窓を開けることは許されません。
さて夜の音ですが、8時前に布団に潜り込み外の音を聞いていたんですが、案の定すぐに寝入ってしました。
12時ころトイレに起きてしばらく聞き耳を立てていましたが、静かな夜です。
朝は3時30分ころ目が覚めました。外はまだ暗いです。
やがて3時50分に時突然一羽の鳥が鳴き始めました。まだ暗いです。昼間ヒヨドリを見ていないのですが、僕にはヒヨドリのさえずりに聞こえました。その声を皮切りにゆっくりコーラスが始まりました。だんだん参加者が増えて分厚くなっていくコーラスは聴き応え充分でした。声の主はヒガラ、キビタキ、アカハラが中心ですが、その中にほんの一声ヨタカの声がしました。飛びながら鳴いていたのかもしれません。また遠くフクロウの声が聞こえます。4時15分ころから空が明るくなってきましたが、それまでの25分間が最高でした。
持参したIcレコーダを地面において午前4時からタイマー録音したのですが、鳴き出しの声が取れなかったのが残念です。録れた音はヒガラの声ばかり入っていて、自分で聞いていた全体像とは違っていました。録音機を置く場所も難しいと思いました。次回機会があれば3時30分から4時30分までのタイマー録音を試して見たいと思っています。