昨夜は日本アカデミー賞授賞式がありましたね。トトロ一押しの『三丁目の夕日』が総なめで、私としては大満足でした。
気になるのは本場のアカデミー賞は誰の手に?どの作品に??
本場のアカデミー賞と言いましたが、最近は洋画より邦画の方がいい作品多いきがするんですが・・・ もちろんお金のかけ方が違いますが・・・ だから日本アカデミー賞だって胸張っていいと思いますよ! 三丁目なんて、日本人の心を感じますねー 寅さんを越しましたよ! まあ、個人的な意見ですがね・・・
さてさて、今日はミュージカルのためだけに京都まで行ってきました。だって、大阪の四季劇場はずーっと『マンマ・ミーア』なんですもんxxx 京都まで行かないと劇団四季観れないんですよねー
昭和3部作の2作目『異国の丘』を観てきました。opalさんのお嬢さんは学校から観に行かれたとか・・・ 学生が観て、考えることはいいことだと思います。大人の私たちだって、知ってるようで知らないこともたくさんありますから・・・
昭和3部作はどれも戦争絡みの暗い作品だと思っていました。確かに、考えさせられる重いテーマの作品なのですが、今日の『異国の丘』は、主人公ふたりのラブストーリ-?!あり、回想場面ではアメリカでのパーティーあり・・・ 直接的な戦闘シーンもなかったので、思っていたほどは暗い作品ではありませんでした。
暗くないのは見た目の印象だけで、内容は暗いですよ。零下40度のシベリアでの強制労働。何十万人もの人たちが亡くなった戦争・・・ そんな歴史の上に今の世界(私たちの生活)があるんだなと思うと複雑な気持ですね。
第一次世界大戦・第二次世界大戦なんかは、自分が生まれてないだけに昔のこと、自分には関係ないこと・・・なんて思っちゃいますが、先日観てきた映画『ホテル・ルワンダ』(実話)は、1994年に起きたこと・・・ たった12年前じゃないですか・・・ ルワンダにに住む2つの民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万人もの人々(もちろん子供たちまで・・・)が惨殺されたんです。映画のストーリーは、『ホテル・ルワンダ』に逃げ込んだ人々を救ったホテルの支配人のお話なのですが、それでも救えた人数は1200人・・・ ルワンダに魅力(例えば石油が出たりすれば大国が介入したかも?!)がなかったのか、虐殺の模様をニュースで流しても、世界中はそれを黙殺xxx 日本でもそんなニュース流れたんでしょうか?? 映画の中で、外国の取材班に「これを国に帰って報道してくれたら、きっと助けにきてくれるはずだ」と主人公のホテルマンポールが言います。しかし取材班の一人が『残念だが、この悲惨な場面をみても「怖いわね」の一言だけで、皆ディナーを続けるだろう』と・・・ この言葉が1番ぐさっときましたね。自分もそんな一人なんだろうなって。どこか他人事なんでしょうね。湾岸戦争のときも、ミサイル飛んでる映像を見て、映画でも見ているような気分でした。自分の中で体験した唯一の怖い体験は、阪神淡路大震災だけですね。でも、あれは天災ですからね・・・ 人間同士が殺し合うことほど怖いことはないですよね。
平和な国・平和なときに生まれ育ったことに感謝しなければいけませんね。
と、何か話がそれてきました・・・ 劇団四季のHPからの引用ですが、最後に異国の丘の簡単なストーリーを・・・
第二次世界大戦後、極寒のシベリア。
ソ連に抑留されていた、九重秀隆は、過酷な強制労働を課せられた上に、毎日、執拗な尋問を受けていた。ソ連は、日本を代表する名家の御曹司である秀隆を、スパイに仕立てようとしているのだ。疲れ果てながらも収容所仲間と話すうちに、彼はアメリカに留学していた青春時代に思いを馳せる。
1937年、アメリカ。
時まさに日華事変が始まり、東アジアにきな臭い匂いが立ち込めている頃、秀隆はニューヨークで学生生活を謳歌していた。ゴルフ部の主将の彼は、全米選手権で優勝し、その祝勝会で美しい東洋人女性、愛玲と出会う。秀隆と愛玲は運命に導かれるまま、踊り始める。だが、お互いの素性を語ってはいけないルールのため、再会の約束をしただけでその日は別れてゆく。
次の日、秀隆は学友の神田と英国総領事館で開かれたジョージ六世の戴冠祝賀パーティーに出かけた。その席には、中国の蒋介石総統の夫人・宋美齢の姿もあり、日本の侵略批判と中国への支援を訴えていた。そこで秀隆は愛玲の姿を見つける。偶然の再会を喜び、二人の心は結びつく。が、秀隆は日本の首相の御曹司、愛玲は敵国・中国の高官令嬢、しかも彼女には蒋介石と前妻との子、賢忠という許婚がいた。交際を知った周囲の人びとは二人を強く戒め、引き裂こうとする。
折しも愛玲の故郷・上海へ日本軍による攻撃が開始され、両国の全面戦争は決定的になる。二人はつかの間の別れの言葉を交わしただけで、帰国の途につかなければならなかった。
中国との戦争は泥沼化。日本に帰国して父・九重菊麿の首相秘書官となっていた秀隆は、和平工作のため、父の密命を受けて単身上海に乗り込む。アメリカの友人の助力で愛玲と再会を果たした秀隆は、両国の和平実現のために協力することを誓い合うと共に、愛玲に求婚する。許婚の存在を告白できずに苦悩する愛玲。
二人は、菊麿、蒋介石双方の親書による和平工作を開始する。一方、日本の軍部、憲兵隊は秀隆らの動きを察知し、親書奪還と和平工作阻止に動き出す。
秀隆が日本から持ち帰った菊麿の親書は、愛玲の父の協力で重慶にいる蒋介石へ無事渡る。そして愛玲に蒋介石の親書を託したのは許婚の賢忠だった。二人の男の愛に心引き裂かれながらも、上海に戻って来た愛玲。しかし、親書を受け取りに来た秀隆の眼前で、愛玲は仲間の裏切りにより銃で撃たれる。
和平実現を信じつつ、愛した男の腕の中で死んでいく愛玲。憲兵隊に取り囲まれた絶望の淵で、秀隆は彼女を抱きしめてつぶやく。「戦争は終わらない・・・。日本は敗れるだろう・・・」と。
軍部に反抗した秀隆は、懲罰召集で満州に配属され、敗戦直前に侵攻してきたソ連軍に捕らえられてシベリアに抑留されてしまう。
秀隆は収容所で、かつての学友神田に再会する。彼はすでにソ連の協力者になることを受け入れており、秀隆にもサインをするように勧めるが、日本人としての誇りと、命をかけて国を救おうとした愛玲への想いが、秀隆に拒否を貫かせる。しかし、それは自らの命を危うくするものであった・・・。
気になるのは本場のアカデミー賞は誰の手に?どの作品に??
本場のアカデミー賞と言いましたが、最近は洋画より邦画の方がいい作品多いきがするんですが・・・ もちろんお金のかけ方が違いますが・・・ だから日本アカデミー賞だって胸張っていいと思いますよ! 三丁目なんて、日本人の心を感じますねー 寅さんを越しましたよ! まあ、個人的な意見ですがね・・・
さてさて、今日はミュージカルのためだけに京都まで行ってきました。だって、大阪の四季劇場はずーっと『マンマ・ミーア』なんですもんxxx 京都まで行かないと劇団四季観れないんですよねー
昭和3部作の2作目『異国の丘』を観てきました。opalさんのお嬢さんは学校から観に行かれたとか・・・ 学生が観て、考えることはいいことだと思います。大人の私たちだって、知ってるようで知らないこともたくさんありますから・・・
昭和3部作はどれも戦争絡みの暗い作品だと思っていました。確かに、考えさせられる重いテーマの作品なのですが、今日の『異国の丘』は、主人公ふたりのラブストーリ-?!あり、回想場面ではアメリカでのパーティーあり・・・ 直接的な戦闘シーンもなかったので、思っていたほどは暗い作品ではありませんでした。
暗くないのは見た目の印象だけで、内容は暗いですよ。零下40度のシベリアでの強制労働。何十万人もの人たちが亡くなった戦争・・・ そんな歴史の上に今の世界(私たちの生活)があるんだなと思うと複雑な気持ですね。
第一次世界大戦・第二次世界大戦なんかは、自分が生まれてないだけに昔のこと、自分には関係ないこと・・・なんて思っちゃいますが、先日観てきた映画『ホテル・ルワンダ』(実話)は、1994年に起きたこと・・・ たった12年前じゃないですか・・・ ルワンダにに住む2つの民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万人もの人々(もちろん子供たちまで・・・)が惨殺されたんです。映画のストーリーは、『ホテル・ルワンダ』に逃げ込んだ人々を救ったホテルの支配人のお話なのですが、それでも救えた人数は1200人・・・ ルワンダに魅力(例えば石油が出たりすれば大国が介入したかも?!)がなかったのか、虐殺の模様をニュースで流しても、世界中はそれを黙殺xxx 日本でもそんなニュース流れたんでしょうか?? 映画の中で、外国の取材班に「これを国に帰って報道してくれたら、きっと助けにきてくれるはずだ」と主人公のホテルマンポールが言います。しかし取材班の一人が『残念だが、この悲惨な場面をみても「怖いわね」の一言だけで、皆ディナーを続けるだろう』と・・・ この言葉が1番ぐさっときましたね。自分もそんな一人なんだろうなって。どこか他人事なんでしょうね。湾岸戦争のときも、ミサイル飛んでる映像を見て、映画でも見ているような気分でした。自分の中で体験した唯一の怖い体験は、阪神淡路大震災だけですね。でも、あれは天災ですからね・・・ 人間同士が殺し合うことほど怖いことはないですよね。
平和な国・平和なときに生まれ育ったことに感謝しなければいけませんね。
と、何か話がそれてきました・・・ 劇団四季のHPからの引用ですが、最後に異国の丘の簡単なストーリーを・・・
第二次世界大戦後、極寒のシベリア。
ソ連に抑留されていた、九重秀隆は、過酷な強制労働を課せられた上に、毎日、執拗な尋問を受けていた。ソ連は、日本を代表する名家の御曹司である秀隆を、スパイに仕立てようとしているのだ。疲れ果てながらも収容所仲間と話すうちに、彼はアメリカに留学していた青春時代に思いを馳せる。
1937年、アメリカ。
時まさに日華事変が始まり、東アジアにきな臭い匂いが立ち込めている頃、秀隆はニューヨークで学生生活を謳歌していた。ゴルフ部の主将の彼は、全米選手権で優勝し、その祝勝会で美しい東洋人女性、愛玲と出会う。秀隆と愛玲は運命に導かれるまま、踊り始める。だが、お互いの素性を語ってはいけないルールのため、再会の約束をしただけでその日は別れてゆく。
次の日、秀隆は学友の神田と英国総領事館で開かれたジョージ六世の戴冠祝賀パーティーに出かけた。その席には、中国の蒋介石総統の夫人・宋美齢の姿もあり、日本の侵略批判と中国への支援を訴えていた。そこで秀隆は愛玲の姿を見つける。偶然の再会を喜び、二人の心は結びつく。が、秀隆は日本の首相の御曹司、愛玲は敵国・中国の高官令嬢、しかも彼女には蒋介石と前妻との子、賢忠という許婚がいた。交際を知った周囲の人びとは二人を強く戒め、引き裂こうとする。
折しも愛玲の故郷・上海へ日本軍による攻撃が開始され、両国の全面戦争は決定的になる。二人はつかの間の別れの言葉を交わしただけで、帰国の途につかなければならなかった。
中国との戦争は泥沼化。日本に帰国して父・九重菊麿の首相秘書官となっていた秀隆は、和平工作のため、父の密命を受けて単身上海に乗り込む。アメリカの友人の助力で愛玲と再会を果たした秀隆は、両国の和平実現のために協力することを誓い合うと共に、愛玲に求婚する。許婚の存在を告白できずに苦悩する愛玲。
二人は、菊麿、蒋介石双方の親書による和平工作を開始する。一方、日本の軍部、憲兵隊は秀隆らの動きを察知し、親書奪還と和平工作阻止に動き出す。
秀隆が日本から持ち帰った菊麿の親書は、愛玲の父の協力で重慶にいる蒋介石へ無事渡る。そして愛玲に蒋介石の親書を託したのは許婚の賢忠だった。二人の男の愛に心引き裂かれながらも、上海に戻って来た愛玲。しかし、親書を受け取りに来た秀隆の眼前で、愛玲は仲間の裏切りにより銃で撃たれる。
和平実現を信じつつ、愛した男の腕の中で死んでいく愛玲。憲兵隊に取り囲まれた絶望の淵で、秀隆は彼女を抱きしめてつぶやく。「戦争は終わらない・・・。日本は敗れるだろう・・・」と。
軍部に反抗した秀隆は、懲罰召集で満州に配属され、敗戦直前に侵攻してきたソ連軍に捕らえられてシベリアに抑留されてしまう。
秀隆は収容所で、かつての学友神田に再会する。彼はすでにソ連の協力者になることを受け入れており、秀隆にもサインをするように勧めるが、日本人としての誇りと、命をかけて国を救おうとした愛玲への想いが、秀隆に拒否を貫かせる。しかし、それは自らの命を危うくするものであった・・・。