どちらも実話?!かな・・・ 『幸せのちから』は実話なんですが、『それでもボクはやってない』も実話の冤罪事件を元に作られた映画なんです。
数年前、チカン容疑で逮捕された男性が、家族・友人・弁護士さんたちの力を借りて無罪を勝ち取ったニュース覚えてませんか?
満員電車の車内をその時と同じように再現したビデオを撮って、自分に犯行ができなかったことを実証したんだそうです。
映画では、設定を少し変えているようでしたが、大筋は実際の話を元に作られていると思います。
フリーターの主人公が、面接を受けるために満員電車に乗り込むんですが、たまたま前にいた女子学生がチカンにあうんですよね・・・ 二人の不運の始まりです。
主人公は駅員に背中を押され満員電車に・・・ そのとき服がドアに挟まれ、乗車中服をドアから抜き取ろうと、ごそごそ動いているんです。その動きが怪しく思われもするんですが、逆に隣に立っていた女性に印象を与え、後々証言もしてもらえるんですが・・・
詳しいことは書かないでおきますね。見たときのお楽しみって言うことで・・・
とにかく最後までハラハラ・ドキドキしっぱなしでした。
有罪・無罪を決めるのは運なんだなって思っちゃいました。
同じ証拠があっても、裁判官次第で判決が変わるんだって・・・ あれは本当なのかな?!
裁判官は、検察や警察・・・つまり国家と繋がっているので、警察や検察側が証拠を集めた事柄に対して甘く、弁護側の証拠には厳しい傾向があるんだそうです。出世にも関わるので、なかなか警察側が一生懸命集めた証拠を蹴って、無実にする裁判官がいないんだそうです。
映画の中で左遷?!された裁判官がいたのですが、その人が言ってた言葉が印象的でした。『10人の真犯人を逃がしても、一人の冤罪者を出してはいけない』って・・・
すごく重みのある言葉だと思いませんか?
先日も、刑期を終えた男性が無実だったってことが判明しましたよね。手抜き捜査と言われてますが、映画の警察官も徹夜明けで、何人もチカンの取調べして嫌気がさしてたとこだったんです。だから話もちゃんと聞いてくれず、頭から犯人だと決めてかかってたんですね。
もちろん、チカンにあった女子学生が悪いわけではないんです。本当に悪いのは真犯人なんですが、映画を観てると、本当の犯人より警察や裁判官が悪く見えるのは?? あれでいいのかな??
映画のラストは、再現ビデオを証拠として提出し、1審判決を言い渡される場面なんですが・・・ やっぱ書くのやめとこ。
とにかくお薦めの1本です。 ハラハラ・ドキドキしてみてください。
『幸せのちから』観てきました。
ストーリーはわかっていたので、あんまりハラハラ・ドキドキすることもなく、思ってたほど泣かなかったですよ。
力(知力とやる気)はあるけど、不景気で仕事がうまくいかない主人公。
病院に骨密度を測る機械をセールスして歩き回っているんですが、なかなか売れません。収入もなく、1日16時間労働の奥さんに逃げられ・・・ 不幸な始まりです。
ただ、自分の生き甲斐である息子を手放さなくてすんだのが、彼のやる気に繋がったのかもしれませんね。
新しく見つけた就職先は、株の仲買人を養成する会社です。6ヶ月間給料なしで研修を受けます。その上20人中1人しか採用されないんです。
家賃が払えず家も追い出され、教会に並んで運良ければベッドで寝かせてもらえるんですが、人数に入れなかったら地下鉄のトイレで寝ることも・・・
すごい大変な生活ではあるんですが、お父さんは成功を信じて一生感銘頑張っているし、息子も健気に冗談もいいながらお父さんを信じて付いていくんですよね。
1箇所だけ泣いた場面は、お父さんが採用試験に受かったときですね。じーんときました。
今では自分の会社を作るまでBIGになっているそうなんですが、別れた奥さんはどうしてるのか気になりました。苦労を共にしてたのになー
アメリカンドリームとハングリー精神はこの映画を観れば実感できます。
わらしべ長者やないですが、この映画で注目なのが昔懐かしいあのおもちゃ!
何だと思いますか?ヒント 6色・6面
これがなければ成功していないかも・・・ 実話でも使ったのかな??
答えがわかった方はコメントくださーい。
個人差はありますが、どうせみるなら『愛るけ』より この2本です!!