無事退院しました。
って寝耳に水って人もいますよね。
実は昨日から検査入院してました。一部のお友達には知らせていたのですが・・・
皆さんご心配をおかけしました。
Eriちゃん シフトの交代ありがとうね!助かりました。
ところで『マンモトーム』って聞いたことありますか?
米国で開発された乳がん検査の吸引式針生検器具なんです。
より小さな傷跡で、より確かな診断を・・・って言うのが謳い文句です。
私が、この『マンモトーム 』に至った経緯はと言いますと・・・
5~6年前でしょうか、胸にしこりがあるのを発見して、
『あちゃー
ガンや!!
』と思い、すぐに検査を受けました。
仲のいい友達が2人乳がんにかかってたので他人事ではなかったんです。
だから、てっきり自分もなったと・・・
で、今では一般的になりましたが、そのとき初めて『マンモグラフィー』を受けました。
で、影が映っていたので、エコー検査をして、その影が丸くて綺麗な形をしていたので、
腫瘍ではないとの診断でした。
結局水が溜まっていたようです。水ほう症とか何とかいう病名だったと思います。
それからは、3~4ヶ月に1回。半年に1回。1年に1回。と、検診の間隔が開いてきてたんです。
1年前は何も影が映ってなかったんでしょうね。検査は無事にパスしたのですが、
今年の検診で・・・
いつものごとく、触診・マンモ・エコーの検査を受けて、
少し形のくずれた影を発見。
今までにも似たようなことがあり、
そういう場合には、エコーで患部を写しながら、
注射器で細胞を抜いて検査してもらうんです。
いつもなら、これでクリアしてたのですが、
今回は、悪性か良性かの判別不能との結果が・・・
あちゃー ちょっとショックxxx
で、次にやった検査がMRI
昔、ぎっくり腰になったときにMRIをしたことがあったんですが、
今回は部位が違っていた為か、両腕を上げた状態で検査を受けたので、
狭いのが怖いとか、あの音がうるさいとかはなかったんですが、
肩が痛くて、動くに動けないし、めっちゃしんどかったです。
MRIでは、良性or悪性の判断はつきません。
はっきり『腫瘍』があるとわかっただけで・・・
で、次に受けたのが『マンモトーム』です。
5mmほど患部を切って、そこからマンモトームを刺入し、
エコーで患部を写しながら(病院によっては、マンモグラフィーで写しながらするところもあるようです)、
腫瘍を吸引します。本当にゴーゴーと音がして、吸い取られてるのがわかりました。
検査は、局部麻酔をするので全くといっていいほど痛みはありませんでした。
麻酔をする時が1番痛かったかな・・・
この検査を受けるために、昨日から入院してました。
入院なしで受けられる検査みたいなのですが(インターネットで調べたら・・・)、
検査後の止血などのことを考えてか、私がお世話になってる病院では選択肢なしで入院でした。
昨日は朝と昼とが絶食(これが辛かった・・・)。
でも、朝は軽く食べてもよかったみたいで・・・ 入院の『しおり』には朝絶食!と手書きされてたよ~
まあ、ダイエットと思ってあきらめました。
入退院はプー太ママが付き添ってくれました。
オヤジ(ダンナ)はどうしたかって?? あんなん無視ですわ!
だって、14年前!私が子宮外妊娠したときに、
定時で仕事を終えて帰って来たオヤジに(体調悪いから定時で帰ってと電話して・・・)、
病院に連れて行ってくれるように頼んだら何と言ったと思います?
『えー 見たいマンガがあったのに・・・』
今ならシバクか、即離婚です。
が、そのときは『ここで機嫌損ねて、病院に連れて行ってもらえなかったら死ぬかも?!』ってマジで思ったので、
(このとき本当に、半分棺桶に足を突っ込んでいた状態です)
『じゃー録画予約しといたら?!』というと・・・
ほんまに予約をするではないですかxxx
Jrがいなければ マジで離婚やったかも。
で、Jrを生んだ病院に行ったら『子宮外妊娠』と判明・・・
ここから、またまたオヤジの株が暴落!
『子宮ガン妊娠ですか?』
とわけのわからんことをわめいてます。
すぐに救急車を呼んでもらい、この度検査を受けた病院に運んでもらいました。
救急隊員の方や病院の看護師さんに血液型・体重などなど質問されましたが、
私の方がしっかり答え、オヤジは『えーっと えーっと』状態でした。
このとき私は『一生オヤジには頼らない!』って決めました。
自分とJrの命は私が守ると・・・
まあ、これ以外にも色々あったもんで、全く信用していません。
思い出したら、また腹立ってきたxxx
話がそれましたが、そんなわけでプーママに付き添ってもらいました。
検査結果によっては、プーママと一緒に説明を聞きます。
11時に入院して、検査は3時~
2時から点滴したりもしましたが、
何で11~入院なんやろ??
隠れてお昼ご飯を食べないように???
それはあるかも・・・
することないので、パジャマに着替えてお昼寝をすることに・・・
その間もプーママは横にいてくれました。
が、後で聞いた話によると・・・
プーママは検査の前の日から、心配で心配で夜も眠れなかったのだとか・・・
それなのに私は、検査前にイビキをかいて(可愛いイビキだったそうですが・・・ 怪獣みたいなイビキではないですよ!)熟睡してるではないですか・・・ 私って大物??
私は私で、PTAの委員選びの方が心配で、夢の中でも電話してるんですxxx
検査前に無事選出できて、安心して熟睡ってとこでしょうか・・・
ドキドキしたのは、検査より点滴・・・
私って大の注射嫌いなんです。
むっちゃ怖いの!
怖いくせに献血は20回以上してるんですよね。偉いでしょ?!
それと、怖がりのくせに、何故か我慢強いの・・・
点滴するときに血管がなかなかみつからず、
看護師さんが苦労してはったんです。
で、手首のあたりにやっとみつけて点滴してもらたんですが、
針を刺すときの痛みは仕方ないとして、
その後もずっと痛みが治まらなくてxxx
腕をつねったりしながら痛みを誤魔化そうとしてたんですが、
どんどん腕が腫れてきて・・・ これはマズイかも?!と思ったときには
すでに1時間経過xxx なんと我慢強い私・・・
(病院通いしてる友達に、そんなときは薬が漏れてる場合があるから、
薬によっては取り返しのつかないことになるし、痛いときは言った方がいいよと言われました。)
でも、慣れてないので、どのくらいまで我慢しないといけないかがわからなくて・・・
検査室に移動するお呼びがかかったときに、その状態だったので、
慌てて針を差し替えてもらったのですが、若い看護師さんは最後まで血管を見つけられず、
先輩の看護師さんが飛んできて、手の甲に点滴をし直してもらって一件落着。
2回目は痛くなかったです。
手首は、腕の太い部分より太く腫れあがっていましたが、
今日は元の太さに戻っています。
手の甲は、力を入れると少し痛いです・・・
そして、最初に説明したマンモトーム検査を受けて、
そのまま入院。
検査自体は30分程で終わりましたが、
止血をするため、患部を30分くらい押えていたので、
全部で1時間ほどかかったでしょうか・・・
検査室の前で、プーママはずっと待っててくれたんだね。
ありがとう!!
検査と止血が終わったら、患部に止血用のコルセットみたいなのを巻きます。
胸(息)が苦しいくらいにきつく巻くんですが、注射に比べればへっちゃら!
麻酔も効いていて、痛みは全く感じません。
痛み止めと、栄養に代わる点滴をして病室に・・・
この点滴が終わると、針を抜いてもらえました。
夕飯は普通の食事をいただきました。
昔と違い、食器も陶器だし、ご飯やおかずも温かいし・・・
朝昼抜いてたし、美味しくいただきました。
食事に制限がなかたので、食後にプーママが売店で買って来てくれたヨーグルトも食べました。
食事が終わるのを見届けてから、プーママは帰宅・・・
その間、みんなにメールで様子を知らせてくれてました。
プーママが帰った後、本当は音楽でも聞くつもりで、
デジタルオーディオプレーヤーを持って行ってたのですが、
何故か電池切れxxx
あれ?!昨夜充電したはずなのに・・・
仕方なくあきらめて寝ることに・・・
って、まだ夜の7時過ぎですよ・・・
でも、眠れちゃったんですね。うとうとと・・・
途中何回か 検温と血圧を測りに看護師さんが回ってこられました。
10時の消灯まではうつらうつらして、その後は熟睡。
普段5時間睡眠なので、夜中の3時過ぎに一旦目が覚めました。
夕食後に痛み止めを飲んだのですが、薬が切れてきたのか、傷口が痛みました。
それでも何とか眠れたみたいで、次に起きたのが6時過ぎ・・・
看護師さんが回ってこられる音で目覚めました。
朝食前にDrの回診が・・・
血が止まってるのを確認して、コルセットみたいな止血帯を取って、
1時間経って出血してなければ退院許可がおります。
朝食をいただいて、数人の看護師さんが検温などに回ってこられ、
プー太ママがお迎えにきてくれて(1時間かけて家から病院まで歩きで・・・)、
傷口を確認してもらって、退院手続きを取ってもらい、
入院費を払い(検査と1泊入院で2万6千円ちょい・・・、これまでの検査を全部足すと5万仕事です。
命には変えられませんが・・・ 結構な出費となりました。でも、数年前まで、マンモトーム検査は保険適応外だったんだそうです。保険適応になっただけでもラッキーかな?!)
同室の患者さんに挨拶をして無事退院しました。
検査結果は、5月2日にわかります。
検査頑張ったご褒美に、プーママに『神戸屋 』にランチ
しに連れて行ってもらいました。
ランチして、家に帰って、溜まってた洗濯して、お昼寝して、台所片付けて、夕飯作って、
またまた夕寝しちゃいました。
だから、こんな時間まで元気に起きてるんですねー
この度、この検査を受けるに当たって、インターネットでいろいろ勉強したんですが、
1cm(私の見つかった腫瘍は1cmくらいだそうです)の腫瘍ができるのに、
何と8年から10年かかるんだそうです。
しかし、1cmの腫瘍が2cmになるのに1年しかかからないんですよ。
部位にもよるみたいですが、2cm以下のガンならほぼ完治するそうです。
よくテレビでも、早期発見なら怖い病気ではありません!って言ってるのはこれなんでしょうね。
たまたま、私は胸に水が溜まってて、ちゃんと検診を受けていたので、
1cmのときに見つかりましたが、これがもう1年先延ばしにしてたら・・・
2cmになってたかも?!3年先なら?!もっと大きくなってたんでしょうね。
だから、皆さんに伝えたいことは、『毎年検査を受けてください』
自分は大丈夫ってことは絶対ないんですから・・・
1年に1回っていうのにも意味があるんです。
去年大丈夫だったし、マンモは痛いし来年でいいか・・・ なーんてことはしないで!!
自分の命は自分で守りましょう!