『マリー・アントワネット』の映画とミュージカルを観てきました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
映画の『マリー・アントワネット』は、前にもちらっと書きましたが、ベルサイユ宮殿で撮影をしたり、綺麗なドレスが何着も登場して話題を集めていましたが、世間知らずのお姫さまが浪費したり、フェルゼンと浮気したり・・・ どちらかというとお気楽で煌びやかな生活を描いてました。ラストも、馬車でベルサイユ宮殿から逃げ出す場面でしたから・・・
私としては、いまひとつって感想です。マリー・アントワネット役が、スパイダーマンのお姉さんだったのもちょっと・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
で、ミュージカル『マリー・アントワネット』は、映画と比べて地味な感じです。衣装も派手じゃなく、王妃の浪費を描く部分より、革命が起こるまでのプロセス重視の内容でした。
マリー・アントワネット役は涼風真世さん。実は私、ひょんなことから涼風さんのファンでして、初めて観たミュージカルが涼風さんと市村正親さん主演の『シー・ラブズ・ミー』でした。宝塚時代の涼風さんは、失礼ながら名前も知らなかったのですが(って、宝塚の人で名前知ってる人なんてほとんどいませんが)マンガの『るろうに剣心』が大好きで、アニメになったとき剣心の声をしてたのが涼風さんだったんです。それが縁で、プチファンになりました。
涼風さんは宝塚仕込でとてもお上手でしたが、それにまけないくらいマルグリット役の笹本玲奈さんが上手かったです。失礼ながら、この方のことも全然知らなかったんですが、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』にも出演されてたようなので実力のある俳優さんなのでしょう。
知ってる俳優さんでは、国王の従兄弟でありながら革命を画策する策謀家のオルレアン侯に嶋政宏さん。そしてこのドラマの全てを紡ぎ出してゆく宇宙の支配者である錬金術師カリオストロに山口祐一郎さん。このふたりくらいでしょうか・・・
この二人が、黒ずくめの衣装で、ちょっと怪しい雰囲気・・・ 気持悪かったなー
山口さん役の錬金術師が、王室や民衆を操って?!フランス革命を起こしたって筋書きみたいです。ここが、マンガのベルバラと違うところでしょうか・・・
激動のフランス革命に揺れ動く18世紀フランスを舞台にし、最後はギロチンの露と消えた王妃マリー・アントワネットとその対極に位置する貧しい境遇の女性マルグリット・アルノーの二人のM.Aを縦糸にして、この二人の周囲に集まる権力者、政治家、革命家、そして市民の行動がいかに歴史を変え、また、歴史が一個人の運命にいかなる変転をもたらしたかを描いています。遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」のミュージカル化なんだそうです。
イニシャルが同じM.Aのふたり:一人は絶対王政の頂点で無尽蔵に贅を尽くし、何の苦労もなく育ったマリー・アントワネット。もう一人は孤児として育ち、地を這うような赤貧に生きてきた娘マルグリット・アルノー。この二人は片や"絶対王政"、片や"自由・平等"という全く異なる価値を信じて生き、ついに対立して戦うことになります。そしてフランス革命となりますが、最後には政治体制を変えるだけでは願っていた世界を作ることはできず、人々が考え方を変える必要があることに気づきます。
マルグリット・アルノーがベルサイユの舞踏会に紛れ込み、マリーアントワネットに直訴します。『私たちは、日々食べるパンさえない』と・・・ ここであの有名なセリフ『食べるパンがなければケーキでもお食べなさい』と・・・ ミュージカルでは王妃ではなく、取り巻きのおばさまが言っておられましたが・・・ そして、マリーアントワネットは自分の飲んでいたシャンパンをマルグリット・アルノーの頭に浴びせます。
映画のマリー・アントワネットと違って、王妃の孤独を表現してるように思えました。民衆は自分の事を嫌っている。それをどう解決したらよいのかわからず、ドレスや靴・宝石を買ったり、舞踏会を開いたり、フェルゼンに頼ったり・・・ そして自滅していくんですね。
王妃を嫌っていたマルグリット・アルノーは、スパイ役として王妃の行動を監視する為に王妃や子供たちの身の回りの世話をする付き人になります。
そこで、自分の思っていたマリー・アントワネットと違う一面を感じ取ります。子供たちを愛する一人の母であったり、自分が昔聞きながら育った子守唄を知っていたり・・・
そのあたりの心の葛藤も見物です。
ミュージカルのラストは、王妃マリー・アントワネットのギロチン刑・・・なんですが、終始重たい内容でした。
私は、映画よりミュージカルの『マリー・アントワネット』をお薦めします。
プー太ママは、お気楽に観れる宝塚の『ベルバラ』の方がいいと言っておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
映画の『マリー・アントワネット』は、前にもちらっと書きましたが、ベルサイユ宮殿で撮影をしたり、綺麗なドレスが何着も登場して話題を集めていましたが、世間知らずのお姫さまが浪費したり、フェルゼンと浮気したり・・・ どちらかというとお気楽で煌びやかな生活を描いてました。ラストも、馬車でベルサイユ宮殿から逃げ出す場面でしたから・・・
私としては、いまひとつって感想です。マリー・アントワネット役が、スパイダーマンのお姉さんだったのもちょっと・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
で、ミュージカル『マリー・アントワネット』は、映画と比べて地味な感じです。衣装も派手じゃなく、王妃の浪費を描く部分より、革命が起こるまでのプロセス重視の内容でした。
マリー・アントワネット役は涼風真世さん。実は私、ひょんなことから涼風さんのファンでして、初めて観たミュージカルが涼風さんと市村正親さん主演の『シー・ラブズ・ミー』でした。宝塚時代の涼風さんは、失礼ながら名前も知らなかったのですが(って、宝塚の人で名前知ってる人なんてほとんどいませんが)マンガの『るろうに剣心』が大好きで、アニメになったとき剣心の声をしてたのが涼風さんだったんです。それが縁で、プチファンになりました。
涼風さんは宝塚仕込でとてもお上手でしたが、それにまけないくらいマルグリット役の笹本玲奈さんが上手かったです。失礼ながら、この方のことも全然知らなかったんですが、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』にも出演されてたようなので実力のある俳優さんなのでしょう。
知ってる俳優さんでは、国王の従兄弟でありながら革命を画策する策謀家のオルレアン侯に嶋政宏さん。そしてこのドラマの全てを紡ぎ出してゆく宇宙の支配者である錬金術師カリオストロに山口祐一郎さん。このふたりくらいでしょうか・・・
この二人が、黒ずくめの衣装で、ちょっと怪しい雰囲気・・・ 気持悪かったなー
山口さん役の錬金術師が、王室や民衆を操って?!フランス革命を起こしたって筋書きみたいです。ここが、マンガのベルバラと違うところでしょうか・・・
激動のフランス革命に揺れ動く18世紀フランスを舞台にし、最後はギロチンの露と消えた王妃マリー・アントワネットとその対極に位置する貧しい境遇の女性マルグリット・アルノーの二人のM.Aを縦糸にして、この二人の周囲に集まる権力者、政治家、革命家、そして市民の行動がいかに歴史を変え、また、歴史が一個人の運命にいかなる変転をもたらしたかを描いています。遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」のミュージカル化なんだそうです。
イニシャルが同じM.Aのふたり:一人は絶対王政の頂点で無尽蔵に贅を尽くし、何の苦労もなく育ったマリー・アントワネット。もう一人は孤児として育ち、地を這うような赤貧に生きてきた娘マルグリット・アルノー。この二人は片や"絶対王政"、片や"自由・平等"という全く異なる価値を信じて生き、ついに対立して戦うことになります。そしてフランス革命となりますが、最後には政治体制を変えるだけでは願っていた世界を作ることはできず、人々が考え方を変える必要があることに気づきます。
マルグリット・アルノーがベルサイユの舞踏会に紛れ込み、マリーアントワネットに直訴します。『私たちは、日々食べるパンさえない』と・・・ ここであの有名なセリフ『食べるパンがなければケーキでもお食べなさい』と・・・ ミュージカルでは王妃ではなく、取り巻きのおばさまが言っておられましたが・・・ そして、マリーアントワネットは自分の飲んでいたシャンパンをマルグリット・アルノーの頭に浴びせます。
映画のマリー・アントワネットと違って、王妃の孤独を表現してるように思えました。民衆は自分の事を嫌っている。それをどう解決したらよいのかわからず、ドレスや靴・宝石を買ったり、舞踏会を開いたり、フェルゼンに頼ったり・・・ そして自滅していくんですね。
王妃を嫌っていたマルグリット・アルノーは、スパイ役として王妃の行動を監視する為に王妃や子供たちの身の回りの世話をする付き人になります。
そこで、自分の思っていたマリー・アントワネットと違う一面を感じ取ります。子供たちを愛する一人の母であったり、自分が昔聞きながら育った子守唄を知っていたり・・・
そのあたりの心の葛藤も見物です。
ミュージカルのラストは、王妃マリー・アントワネットのギロチン刑・・・なんですが、終始重たい内容でした。
私は、映画よりミュージカルの『マリー・アントワネット』をお薦めします。
プー太ママは、お気楽に観れる宝塚の『ベルバラ』の方がいいと言っておりました。
それにしても、トトロはしっかり観ていますねー。すごい!!
私は芝居の内容もしかり・・・なのですが、けっこう大道具やら衣装やら、台詞まわしやらに気を取られがち。あと、女優陣の化粧やヘアースタイルなんかも興味ありです。(意外と?男前はどうでもいいんですけど)
ベルサイユでの華やかなりし宮殿生活を期待していたのですが、今回は本当に暗い・重いテーマで、キラキラお衣装は無かったですね~。
映画の方は、逆にすごく豪華なセットでしたけど。
今日から始まった新作映画、目白押しですね。1つ1つ確実に観に行かないと間に合いません。
先週プーママに連れて行ってもらった『長い散歩』はよかったです。虐待されてる少女を連れて一緒に旅をする初老の男性の話です。幼児虐待・DV・自殺・家庭崩壊などなど今の世の中の問題を上手く絡めたストーリーが見事でした。DVDが出たら是非どうぞ。
家庭を顧みない夫から、娘の非行を自分のせいだと責められて、居場所を見失ってしまう過程・・・というか。それでアルコールに走ってしまうのですが、数少ない出番、ほとんど無い台詞、その中で表現する(演技する)って、難しいだろうな~なんて思いながら観ていました。
窪塚兄弟もそうだけど、兄はちょっと・・・って感じですが、弟はいい感じ! 窪塚(弟)くんは『火火』に出演してましたよね。 弟クンたちの方が正統派に思えますが・・・ いかがでしょう?