かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

まずい

2019-11-05 21:08:34 | 日記

練習に熱が入る。がどこか冷めた自分がいる。買い物に行っても面白きことなし。

むーみんたちの老いを感じる。もちろん私よりずっと若い。昼から家内は子供の

ところえ旅立つ。残された竹取の翁は、カラオケ練習しか残っていない。

冬の蝶を覚える。歌詞を覚える。書き出してみる。見事な詩だと感じいる。

むかしから、覚えることが苦手。特に脈絡ない名前とか、すぐに忘れる。

学生時代の仲間の名前なら、いまでもすぐに出てくる。年取ったせいか。

カラオケ喫茶のおばさんたちの名前がわからない。発表会のプログラムで

覚える。名前と曲名。関連付けて、覚える。またおじいと常連のみか。

カラオケ喫茶の入り口をくぐる。どこかで聞いた歌が聞こえてくる。ああ来てる。

お嬢が歌っていた。でも冷めてる翁アイスコーヒーを頼む。お嬢の踊りに付き合っても

上の空。どうしたことでしょう。胸にあいた穴は、お嬢の顔でも埋められない。

5時になった。お嬢が私を拝む。お願い送って行って。運転が下手な翁はたじろぐが、

マスターも一緒になって、拝むので、仕方なく送る。俺はアッシー君か。なかなか

車を降りないお嬢。恋人気分。繁華街の道端に、30分の長話。電話番号交換まで

してもうた。大丈夫かなこのおばさん。また送らせるつもりらしい。只いやじゃない。

楽しいおばさん。上級の香りがするおばさん。しかしこのおばさんを送るとろくな

ことがない。今日も起こった。晩飯を食べに招き(うどん屋)に行ったらなんと休み。

おかしい。定休日は月曜のはず。但し書きに月曜日が祝日なら、火曜日が定休日。

せっかくか・よ・うてきたのに。お嬢おまえは、私の天敵。病院に送り込むぞ。

点滴を受ける竹取の翁。噓だが、ぐわいが悪くなりそう。これで3度目だ。

仏の顔も三度。お嬢改め、定休日おばさん。今度高級なレストランでも誘ってよ。

高級でもよければ。行ってみた。果たしてやっぱり休み。恒休。なんとつぶれていた。

梅干しは、やっぱりすっぱい。これでご飯が頂ける。夕ご飯を日の丸弁当。野球は

どうなったかな。すっぱくて、塩っ辛くて涙が出る。その涙で、ご飯を食べる。

パドルフの犬。昔かわいい柴犬を飼っていた。メスの捨て犬。赤いリードが

よく似合う。白も捨て猫。ネズミだっていたぞ。お嬢の顔のように白がケージを

覗き込む。逃げ場のない空間で、ハムスター君は、消耗していった。そして一人

生き残った白は、すでに20歳。今も元気にないている。忘れていた。金魚もいた。

お祭りで、すくった金魚がフナ迄育った。これで赤んぼができて、トムとジェリー。

よくテレビで見たが、傑作だった。そうだこれで行こうか。来年の年賀状。トムには

赤いパンツをはかせよう。還暦祝いだ。鯖を読むのもいい加減に白。なに?ない?

お客さん。そんなイラストはありません。ならば写真でどうだ。トムとジェリーに

扮する翁とかない。ハロウィンはとっくに終わったが、なかなか似合いの2匹。

ハイチーズ。チーズもいいけど、宝石のほうが良い。金のかかる家鼠だ。

こぼれる口元マウスが笑う。金歯。いやダイヤ。金婚式まで頑張ろう。と思う

竹取の翁。白に長生きの秘訣を聞く。不味いご飯を食べなさい。わかっちゃいるけど

止められない。そろそろ寿司弁を食べるか。これは不味いぞと思いながら、

鯛や、マグロを食べる。そうかわかった家内の料理。愛情をかみしめる。つづく。