かぐや姫

たいした記事ではないけれど。

赤い頬

2019-11-21 21:23:01 | 日記

何も面白きことがない一日。洗濯をしなくちゃ明日から困る。ハンバーガーで朝飯。

さて困った。することがない。歌の練習も飽きてきた。さいわい居眠りをこいて時間つぶし。

家内を電話なんぞしながら、お昼までもつ。ハンバーガーとどん兵衛でおひるごはん。

食いすぎだろうか。砂をかむよなカラオケ喫茶。イエローキャブが来ていた。鳥羽一郎の

歌を歌う。すこぶるうまい。わたしもうまい。うまいもん同士でカラオケする。まあまあ

盛り上がる。やっぱり女性がいなくては、もひとつ。あとから来る客はいなくて、5時になる。

夕飯を食べに、いつものまねき。そしていつものエビ・ヒレカツドン。これがおいしい。

何時もひとりの5時過ぎ。既に2たりの客。また3人入ってきた。不思議。さらに従業員が

増えていた。若いあんちゃん。不慣れな声で、おばさんに付き添われ、ご注文は?エビヒレカツ

ドン。いかにも常連のようにふるまう竹取の翁。昨日来ただけだけど。他のお客さんの

勘定に、うろたえるお兄ちゃん。オバサンの手すきなタイミングで、私の勘定。マスクの目が

笑っている。私の顔は、おかしいらしい。気おつけて帰ってらっしゃい。言われた通り。

駐車場の入り口で、ぶつかりかけた。ひょえー危ない危ない。すぐ後ろに軽トラック。

以後細心の注意で帰る。大音響とともに。カーナビは一生懸命ナビをするが、音量が

小さいのだろう。聞こえない。どっかに音量調節があるのかな?まあ自分のうち迄の

道はわかるので、関係ないがカーナビがうれしくて、ガイドさせる。むかし憧れた

修学旅行のガイドさん。今から考えると、おネイサンばかりのはずだが、その制服が

かっこいい。一緒に写真を撮ってもらったりして、大騒ぎしたもんだ。つぎは左。

次の交差点は右。あとは道なりに真っすぐです。どう考えても、間違いな指示。

カーナビのおねいちゃんが甲高く言う。行きすぎました。引き返してください。

民謡の一つでも歌ってくれよ。三池炭鉱の上にツキが出た。よいよい。お嬢のような

バスガイドさん。あのう九州一周なんですけど。あの頃は、歌が回ってきたら困った。

地理がまるでダメな翁。三池炭鉱は北海道だと思っていた。月のような丸顔のガイドさん。

四角の顔になって、説明する。カーナビを見てください。今福岡県です。どうやら眠って

いたらしい。そういえば昔から、よく勘違いをしたもんだ。花時計は、時間ごとの花が

開花して、時を知らせる魔法だと言い張ったり、ライスカレーはご飯とカレーが別で。

カレーライスはご飯の上にかけてある。どっちでもいいがさかさま。たまごがさきか

鶏か。別府の温泉卵はおいしかった。まるでバスガイドさんの肌のよう。あのころは

下手な女性よりきれいな肌の竹取の翁。羨ましがられた時もある。今や大濠公園。

顔を洗ったら、しわに水が流れる。しあわせ。バスガイドさんとデュエット。するわけないか。

学生帽に学生服。タイトスカートのおネイサンに似合う恥ずかし。つぎは宮島。

彼女と行ってはいけない島。なんでも女の神さんなので、妬くそうな。わかれた事例多数。

でもほんとの愛なら大丈夫。慈しむ愛。厳島神社。赤い鳥居が印象的。そうかわかった

広島カープ。赤かったのは、ユニホームだけじゃない。竹取の翁の頬の色。ホーホーと

フクローが鳴く。来年は腹いっぱいになれそうだ。翁袋のネズミだぞ。家内や、お嬢や

どすにガイドさん。四方を囲まれ白をかむ。あいたたた。ねこかぶりするおきな。しらふな

かおして涙で許しを請う。枝分かれして流れるなみだ。2つの手と、2つの足を噛みつかれ

トラになる翁。なんで?四肢。獅子。あーあばからしい。夢物語は終わりにして

ビールでも飲もう。キリンビール。冷たいビールがほほを打つ。赤いよ頬が。ぶたれて

見たい爺でした。