東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

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おでんの季節です!

2014-02-14 | 技術部


こんにちは!
今回は、食品理化学検査グループがお届けします。

まだまだ寒い日が続きますね。
寒い季節に食べたくなるものと言えば、 『おでん』ですよね!
おでんの種として一般的な、はんぺんやつみれ、ゴボウ巻き・・・などなど
魚肉練り製品には、食品添加物である保存料が使用されている場合があります。

保存料には、微生物の増殖を抑制する働きがあり、
私たちが毎日冷蔵庫に食べ物を保管しておけるのは、保存料のおかげなんです!


さて今回は、保存料として多くの食品に用いられている『ソルビン酸』について
お話したいと思います。

ソルビン酸には、酵母やカビ、細菌などに幅広く効果があるため、あらゆる食品に
添加されています。

ソルビン酸の検査方法をご紹介します。
今回はさつまあげを用いてみました。







さつまあげを細かくして蒸留した後、この装置(LC/MS/MS)で分析して結果を出します。






ちなみに、食品のソルビン酸の基準値は以下のようになっています(一例)。



ぜひ買い物に行った際に、商品の裏面を見てみて下さい。
『ソルビン酸カリウム』等として、多くの食品に添加されています。

安定した食料供給のために役立つソルビン酸です。
毒性の心配もありますが、正しい知識を持って、上手に付き合っていきたいものですね!

弊社では、ソルビン酸をはじめ様々な食品の検査を行っております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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