最近本を読んでないなと思いまた図書館通いをしてます。
読んでるのは読んでるのですが、朗読劇を観に行くからと前に読んだ「幻色江戸ごよみ」だったり、「グスコーブドリの伝記」だったりで蔵之介さんがらみでしかなく、ちゃんと本を選んで読んでませんでした。
図書館で借りてきたのが、これです。
仏果を得ず 三浦しおん 双葉社
拍子は可愛いイラストで浄瑠璃を題材にしたというのがわかります。
でも浄瑠璃なのに仏果って何?と思い調べると仏果と言うのは、仏道修行で得る果報となっております。
読み進んで行くと、若手の浄瑠璃の太夫が、師匠にしごかれながら、芸に悩み、恋に悩み、一人前の太夫になりかけていくというストーリーです。
三浦さんがエッセイで歌舞伎だ、着物だ浄瑠璃だと書いてるのを読んだので、ああいうのにはまったら、その世界を書いてみたいと思うだろうなと納得。
古典の世界をまほろを書くようにさわやかに書きあげています。
文楽の世界は世襲制でなく、研修生と半々の実力主義の世界だからドロドロした話になりにくそうです。
まほろと同じで、出てくる人たちは、屈折してたり、ちょっと天然っぽいけど悪い人は出てこないから読みやすかったのかもしれません。
文楽なんてと経験しがちですが、これは文楽ってこういうもんなのかと言う入門書と思って読むのもいいと思います。
読んでるのは読んでるのですが、朗読劇を観に行くからと前に読んだ「幻色江戸ごよみ」だったり、「グスコーブドリの伝記」だったりで蔵之介さんがらみでしかなく、ちゃんと本を選んで読んでませんでした。
図書館で借りてきたのが、これです。
仏果を得ず 三浦しおん 双葉社
拍子は可愛いイラストで浄瑠璃を題材にしたというのがわかります。
でも浄瑠璃なのに仏果って何?と思い調べると仏果と言うのは、仏道修行で得る果報となっております。
読み進んで行くと、若手の浄瑠璃の太夫が、師匠にしごかれながら、芸に悩み、恋に悩み、一人前の太夫になりかけていくというストーリーです。
三浦さんがエッセイで歌舞伎だ、着物だ浄瑠璃だと書いてるのを読んだので、ああいうのにはまったら、その世界を書いてみたいと思うだろうなと納得。
古典の世界をまほろを書くようにさわやかに書きあげています。
文楽の世界は世襲制でなく、研修生と半々の実力主義の世界だからドロドロした話になりにくそうです。
まほろと同じで、出てくる人たちは、屈折してたり、ちょっと天然っぽいけど悪い人は出てこないから読みやすかったのかもしれません。
文楽なんてと経験しがちですが、これは文楽ってこういうもんなのかと言う入門書と思って読むのもいいと思います。