金魚cafe

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湯長谷の侍たち

2016-10-17 23:38:37 | 佐々木蔵之介さん
「超高速参勤交代リターンズ」で何が魅力といいますと。

もちろん殿役の蔵之介さんと湯長谷の藩士、そして茂吉さんなど村の皆様。

これ普通に侍だから「~~でござる」とか普通に標準語だとここまでヒットしなかったのではないかと思います。

湯長谷藩の皆様もお江戸に居るときはそれなりに対面を保っていたと思うのですがやはりお国の言葉でしゃべる方が活き活きとしていました。

あまりにもネイティブすぎて意味がわかんない言葉もありました。

湯長谷でお城に捕らわれていた奥方様方を助けに行くとき「さすけねえか?」(訛り過ぎててそう聞こえたのですが)とたずねるシーンがありまして、これは大丈夫か?ということでしょうか?


それと一番のクライマックスで信祝サマを迎え撃つシーン超カッコイイところで「戦をすっぺって言ってんだ!!」これでピリピリ緊張するシーンが和らげられたというか対する尾張柳生が「~~みゃあ」とか「~~だぎゃ~~」というのもありまして言葉の戦でもあったなあと。

「戦をすっぺって言ってんだ~~!!」と言っても殿の品の良さは失われておりませんでした。^^

グッドモーニングショー

2016-10-17 16:06:11 | 映画
朝、時計の代わりにつけてるテレビ、どのチャンネルもワイドショーやってます。

そのワイドショーの裏側とキャスターの悲喜劇な一日を描いた映画です。

朝、8時に放送されるからといっても3時(まだ朝じゃない!!)に毎日起床してテレビ局にむかう「グッドモーニングショー
」のキャスター澄田(中井貴一さん)さん、その日は朝から奥さんと息子とケンカするわ、同僚のアナウンサーから不倫を公表すると言われるわ、番組打ち切りを伝えられるわと踏んだり蹴ったり。

それでも朝から爽やかな誠実そうな笑顔で番組を進行しなくちゃいけません。

番組の進行工程もきちんと決められていますが、突発的な事態に対応するため台本なしの手書きのホワイトボード。

せっかくコツコツと取材をしてもポイされることもある。

厳しい世界です。

そんなとき立てこもり事件発生で澄田さんは現場に行くことに。

本来ならば報道キャスターとしニュースを読んでるはずが何でワイドショーなのか?

それと立てこもり事件と関係があるのか?

映画の中で時任さん扮するプロデューサーが「視聴者はテレビのプロだ」というセリフがあります。

同じテレビ局なのに報道だバラエティーだワイドショーだと縄張り争い。

そのプロの私たちでも報道とワイドショーとどこで線をひいているのかわからないのですが。

なんなのでしょうね~~。

そのバタバタに振り回される澄田さんを演じる中井貴一さん最近コメディで光ってますね~~。

無理に笑わせようとしているのではなくてその困った~っていうキャラがハマっているのかなあと。

同僚の不倫相手の?アナウンサー役の長澤まさみさん、真面目新人アナウンサーの志田未来ちゃん(蔵之介さんの娘、妻役だったのがつい最近のような)とのかけあいも面白かったです。

そして濱田岳さんと中井貴一さんのかけあい、濱田岳さんというのは不思議な魅力でどんな人とも上手く調和する人なんですよね。

約2時間、茶の間でワイドショーをリアルに観ているように終わっちゃいました。

テレビはどこまでがウソで真実でとわからないところがあり本当のワイドショーでこんなふうだったらちょっと怖いなあというところもありましたが、本当にこんなふうに何でもありだと隠すところなく番組を制作しているのであればもうちょっとちゃんとテレビを観なくちゃいけないかなあと思ったりもして。