認知的不協和: cognitive dissonance について。
wikipediaより、以下
認知的不協和とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す
社会心理学用語である。人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。
有名な例として、イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の逸話が知られる。
フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題)
- 不協和の存在は、その不協和を低減させるか除去するために、なんらかの圧力を起こす。
- : つまり、複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって
- 不協和な状態を低減または除去することができる。
- 不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数である。
- : つまり、認知的不協和の度合いが大きければ、不協和を低減させる圧力はその度合いに応じて大きくなる。
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https://brave-answer.jp/13537/ より、以下。
認知的不協和とは、人が自分の中で矛盾する「新しい事実」を突きつけられた時に感じる不快感のことです。
この不快感を解消するために、自身の態度や行動を変更します。人の行動を変更する原理はマーケティングに多く利用されています。
人は認知的不協和を覚えた場合、これを解消するために、自身の中にある矛盾を正当化するほどの新たな認知が必要になります。
解消するための行動は
- 自身の態度や行動を変更する
- 「新しい事実」を否定する
のどちらかとされています。
行動と「新しい事実」のどちらか一方を否定することで、矛盾を解消しようとするのです。
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この心理反応は、吊し上げ 糾弾 リンチ 粛清といった激しい現象を説明していると思いました。
認知的不協和(不快感)の反応をみせない人です。認知的不協和として反応するかしないかの違いはなにか。
器の違いというのであってると思います。矛盾だとする前にすごく間がある。矛盾だとうけとらない。
(「日本の思想」で書かれた日本の雑居的無秩序性の、「矛盾を矛盾だと認識しない特性」とは違います。)
そんなリーダーだから、他の仲間達もそのようなスタンスになり、色々な意見を議論に乗せることができます。
器が小さいと認知的不協和が起こりやすく、その激しい形として攻撃や糾弾や粛清が起こります。
Even though I never intend to play table tennis with you, you are playing it.. I really feel tired
自由にものが言えずに、ある一方向のこと(リーダーに追従すること)しか言えなくなります。
tiny container
器と言っている、あの大きな構えを上手に表現したいのですが、思いつきません。tolerance,broad-mindedness
Aという考えが、Bという考えを否定するものだと瞬間的にうけとらない感じです。
反射的に快・不快で反応せずに、間がある様子です。なにかいい言葉はないでしょうか。
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