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今は初冬 立冬 第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)

2012年11月08日 | 四季
今は初冬 立冬 第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)


立冬(りっとう)
歴の上では、まさに今が冬の始まりです。
北国から初雪の便りが届いたり、冬の季節風が吹き始めるのも
この時期。「今朝の冬」という季語がありますが、これは
立冬の日の朝のことです。

山茶始開(つばきはじめてひらく)
ツバキ科の花には大きく分けてツバキとサザンカの種が
ありますが、冬の初めに先駆けとして咲くのは、山茶花。
垣根にぽつりぽつりと花をつけ始め、冬の訪れを予感させて
くれます。ツバキ科の仲間は、種類のよって開花期が様々で
春までの長い期間をかけて咲き分けます。
同じツバキ科でも、山茶花と椿は花の形は非常によく似ていますが
花弁の散り方に違いが見られます。

旬のさかなは帆立貝

日本語では、標準和名「ホタテガイ」の元となっている帆立貝が古く
から呼称としてあり、これは、貝殻の一片を帆のように開いて立て、
風を受けて水上を帆走する帆掛舟(ほかけぶね、帆船)
さながらに海中あるいは海上を移動するという俗説に由来する。
食用として多く漁獲されるが、現在では養殖もされている。うま味成分で
あるアミノ酸、グルタミン酸、コハク酸やタウリンなどが豊富に含まれている。
ホタテガイ特有の甘味はグリコーゲンによる。
ホタテガイの刺身調理方法にもよるが、近年の日本では生後一年程度の稚貝から、
3- 4年ほどかけて大きくしたものまで、幅広く流通している。北海道や東北地方
北部のスーパーマーケットでは、貝が生食(刺身)用か否かを区別して売られて
いることも見られる。
貝柱は肉厚で淡白だがほぐれやすく、舌触りと風味がよい。刺身や煮込み、
バター焼き、スープなど様々な料理で使用される。また、乾燥して干貝
(干貝柱)にも加工し、一部は輸出もされ、具材や調味料として利用される。
また、俗にヒモ(貝ヒモ)と呼ばれる外套膜も燻製や塩辛などにして食べる。

旬のやさいは葱です

古名は「き」という。別名の「ひともじぐさ」は「き」の一文字で表されるからとも、
枝分れした形が「人」の字に似ているからとも言う。ネギの花は坊主頭や擬宝珠を
連想させるため「葱坊主」(ねぎぼうず)や「擬宝珠」(ぎぼし)と呼ばれる。
日本では古くから味噌汁、冷奴、蕎麦、うどんなどの薬味として用いられる他、
鍋料理に欠かせない食材のひとつ。硫化アリルを成分とする特有の辛味と匂いを持つ。
料理の脇役として扱われる事が一般的だが、青ネギはねぎ焼きなど、白ネギはスープ
などで主食材としても扱われる。ネギの茎は下にある根から上1cmまでで、
そこから上全部は葉になる。よって食材に用いられる白い部分も青い部分も全て
葉の部分である。

旬のくだものは西洋梨です

セイヨウナシ(西洋梨)とはヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の植物、
およびその果実であり、洋なしともいう。ヨーロッパ、北アメリカ、
オーストラリアをはじめ世界中で広く食用に栽培されている。
味は酒のように芳醇(ほうじゅん)で甘く、食感はまろやかであり、
和なし独特のしゃりしゃりとした食感はない。ただし、収穫したての時は硬く、
おいしくない。追熟といって、一定期間置くと熟し、果皮は黄色になり、
強い芳香を発するようになる。また、果肉も軟らかくなり、
おいしく食べることができる。

日本語って綺麗で良いですよね!好きです!
コメント
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