Kizu-darakeのにっきC

みんなに笑顔が戻るといいな。がんばれ!東北(とおほぐ)!

プレイーハトーブ初日<その1>

2007-06-11 23:39:52 | トリッカー

SUGOでの受付は9時より。
逆算して余裕も見て早起き。だが余裕などはどこにもなく。
敷地内で一泊するための準備とかなんやで何が必要で何が要らないのか?
朝からパニック。

トリッカーへのサイドバックの実戦も兼ねて荷物は多めになった。
左側にバーナーやランタン、虫除けやらそういうの積んで
右側は着替えと雨具、シート側にテント、寝袋関係。
もっと整理できるはず。

リュックは要らなかったかも。

SUGO着いた!
受付すます。
この後雨が降ってきたのでレインスーツを上だけ着込む。

しかし・・・この冬と春で十分に太った・・・困ったぞ・・・
このとき木村治男さんと出会う。
ヤマハで色々なバイク開発に携わってきた人。
えええ、この人がそうなんだ。
「なんかトリッカーで来たけど場違いな感じがするんですけど・・・」
「いやいや、初心者大歓迎だから、後でそのトリッカー乗せてね。」
はいっ!
次の日いろいろ意見を聞かせてもらったよ。
2日めにはもう一台すごいトリッカーもやってきて乗り比べ(笑)

荷物を車の中に入れてもらったりとれっくか~ちゃんとちょうなんさんには助けてもらった。
最初だれかな~?と聞いたらちょうなん・・・
あああっ!似てるっ!

開会式ってやつだ、みんな集合!
中でええええっ!

インストラクターに
成田匠選手
黒山健一選手
野崎史高選手
萩原真理子選手

もうひとりパリダカゴールした桐島ローランドさんも参加!
あとでパリダカでの面白い逸話を話してくれた。

豪華すぎっ!!
雑誌でしか知らない人たちが目の前にどん!
なんか自分すごい場所にいるよ。



まずはストレッチ、広場に行って基本フォームのチェック(スタンディング)、八の字走行。
この八の字走行、一速に入れたままアクセルの調整だけで低速で行う。
フォームチェックしながらやるのだがめちゃくちゃ疲れるぞ。

ちょっと目からウロコが、地味だけど技術全てに通じるんだそうだ。

坂の登り降り、いままでこんな角度知りません。
フォームをチェックしながら難しい。
でもビギナーとはいえトリッカーがんばってくれた。
ナントカなる?

今回トレール車が1台、なんだかわかんない不明車が1台(私、私のこと)
でもほとんどの方がトライアルタイヤ装着。
後にこのタイヤのすごさを嫌というほど体で思い知る。

トライアル車ってすごい、中にはシート、サイドスタンドも付いてないのもある。
すごく軽く倒しても腕力ですぐ立てられる。

画像じゃわからないけどポンポンと連続ジャンプで坂をポンポンと登っている。
すげぇ!

成田選手の下りのデモ、とっても滑らか!

他にウィリーやジャックナイフなどのデモンストレーションがあり
動画で撮ったが何しろうちのデジカメ、電源と容量の関係上全て撮れなかった。
でも後でyoutubeにでもupしとく。

いざ山へ、
私はスーパー初心者ということでビギナーチームに入れてもらうことにした。
あ、あれ、女性ばっかりだ。
彼女たちは何度かトライアル体験あるみたい。
彼女の後ろにオミソのようについてくことにした。

今日のこのチームのインストラクターは・・・
成田匠先生!
あと後ろから影のように支え助けてくれるインストラクターの方と木村監督が様子を見に来てくれた。
すげぇ。

成田選手はすらりとした長身で爽やかな笑顔、紳士のような語り口でかっこいい!

自分の頭の中では
「仮面ライダークウガでガスガスを操ってた!兄弟バイク対決もあった!」
「トリッカーのあのデモ!あれは衝撃走ったぜ。」
なもんだから
特撮大好きトリッカー乗り」として運のいいことこのうえないよ。
あとでコーイチさんに話の種持っていこ。

時々教えながらさりげなくスーパーテクニックが光る!
「おおおっ!」パチパチパチ・・・

しかし最初の坂で壁にぶち当たる。
とろーりマイルドでクリーミーな泥状態の坂。
トライアル車の彼女達はドンドン登っていく。
セロー純正タイヤのトリッカーは石鹸の上で走ってる状態。
なんども転がる、立つのもやっと、自分も立つのもやっとなツルツル坂。
・・・・
奮戦むなしくトリッカーでの登るのをやめる。

しょぼん・・・まぁ仕方ないか、そん時!
木村さんがこれに乗れと!

スコルパ!
とってもありがたかった。
でも自分に自信を無くしてた矢先だし、このバイクだから登れるなんてとは思いもしてない。
タイヤの形が違うだけのようなものかも。
あの路面じゃ何でいってもダメなんじゃ?

だけどモノはためし!
彼女達に追いつかないと。

あれっ?
ギアいれづらい、トライアル車は体の移動で間違ってレバーに足ぶつからないように
ステップとギアチェンジレバーが離れてる。
シートが無い!
スタンドが無い!
立ちながらギアチェンジって慣れてなくて難しい。
なのでいちいち止まりギアポジション確かめながら再走行することにした。

トリッカーが何度もこけた地点。

あれっ!

滑らない、どんどん前に進む!
すごい、これなら、もしかして、やった追いついた!
「おおおっ!登ったぁ!」
思わず声が出た。
何度もツルツルの路面でトリッカー持ち上げた疲労と感動で足がガクガクと震えたよ。

坂登ったらまた坂、ここも助走軽くつけて一気に!
面白いことにガンガンエンジン回してもタイヤが路面掘るだけで進まなくなる。
「登りたいならアクセル緩めろ!」

いたっ!
成田先生と彼女たち、後ろで支えてくれたインストラクターの方に感謝!
木村監督にも感謝!
でなかったら今日で終わってたよ。

あとは様々な難所を説明つきでクリアしていく。
ここから先は画像撮ってる余裕なし!
沢を下る!
沢を登る!雨のため勢いよく水が流れている。
すごいっ!こんなことできるなんて思わなかったよ!

もうバイクの能力の高さに助けられっぱなし。
制御不能な時はリアフェンダーに座って蟹股でガシガシと突き進む。
もちろんそればっかりでは上達しないんだが・・・

上級者コースの人発見、野崎選手のスパルタ塾が始まっていた。
クリアのたびに歓声と拍手が巻き起こる。

休憩兼ねて彼らを見学。

よっしゃ、いくぜ!てな気迫がビンビンと。


 

セクションはこんな感じかな。
我々にはまだまだ早いね。

いけぇぇぇぇ!

あっ、デジカメデジカメ!
あのコースを撮りたかったけどそんな余裕無かったしね。
ま、参加した人だけが知ってる、とでもしておこう。

みんなで見学中。
次の場所に飲み物あるらしい。
ノドがカラカ、汗がダクダク、腕や足がパンパン。

次行こう。
そんでまさかの大失敗。
慣れてきて気を抜いたからか次の坂登る時、アクセル下げすぎ、エンスト!
おいおい、どうしよう、ひとまず下がって仕切りなおし。

あああああああああっ!

まっすぐ後ろ向きで坂を下る(笑)
なんでこんなことになったんだろ。

で仕切りなおし、思いっきり登る。
なるほどここ思った以上勾配きつい!

登った先で成田先生待っててくれた・・・すいません。

でもでもエンスト何回やっただろうか、今回集まった人で最多かもな。

ほんとに助けられたなスコルパに。
そりゃキックが滑って足に当たって痛いとか、(自分が悪いんだけど)
スタンドないから立てかける場所探すのメンドイとか、(競技車輌だし)
シート無くてもスポンジぐらい・・・とかあるけど
こんなところまで連れてきてくれた。
いいバイクだよ、これ。

今日はここまで、
<その2>へ続く。

コメント (2)
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