天気は悪い、どんよりしてて今にもザァーっと降りそうな気配。
なんという連休だろうか、とりあえず遠くに行かずに近いところを走ることにした。
山形の赤倉温泉から宮城の加美町につながる道にダートが続いてるらしいので様子見がてらにトリッカーを走らせる。
とにかく初めて買ったエンデューロパンツを履いて走りたくてしょうがなかったもので場所はどこでも良かったんです。
エルボーパッド、ニーシンガードを着けてトレパンの上にSHIFTレイコンパンツ履いてウィンドブレーカー羽織って・・・
コンテナは今回外してデイパック背負っていく。
尾花沢28号通って赤倉温泉へ。
途中に山刀伐峠がありその昔、松尾芭蕉と弟子が歩いて通った山道がある。
今回はあまりじっくり探索できなかったのが残念。
ただ舗装された峠道をゆっくり走って景色を眺めただけです。
ちょこっと途中まで入ったらここは歩道だった!!
慌ててエンジン切って押したり引いたりヒイコラ言ってユーターンさせる。
足場がすべる!なるほどこうやって転ぶわけか・・・
一気にギャップ越えようとクラッチをつないだ瞬間フロントア~ップ!!
おお、以外と怖くなかったが思いっきり技術とか云々じゃなくて運とバイク任せだ。だめじゃん・・・
すいませんでした。もう入りません。
胸のドキドキ抑えながら「ほぉ~」っと休憩。
街中のトリッカーより自然の中のトリッカーの方がかっこいい?
今度はここにバイク止めて歩いてさっきの道に入っていく。
うぅっ、結構歩くし山中にバイク置きっぱなしというのも心配だ。
今回は諦めて引き返そう。
バイクのブーツじゃ山歩きしたくない。
ちゃんと歩ける装備を持ってきてからだ。
もう秋、今日は寒い!
今日の天気をなめてた、もう一枚中に着込んでくるんだったよ。
でもいい景色だね。
夏だと虫がうるさいけど秋だと落ち着くね。
で峠をぐるっと一回りする。
頂上付近にトイレもあり歩いて登ると歌碑があるらしいが今日はパス。
晴れた日に歩ける装備を固めた時にまた来るよ。
尾花沢の赤倉温泉に着く。う~ん、走ってまだ数時間も経ってない。
温泉に入るのは今回パス。
そのまま262号線に入る。
画像は舗装とダートの境目です。
ダートの方もかなり整備されて走り易そうですね。
でも・・・
通行止め?
ええと工事中で画像の示した部分、赤い道の部分は18年3月31日まで通行止めなのかぁ・・・えぇ~。
で地図と照らし合わせるとこの辺りはいろんな林道と交差してるんだね。
で、あぁ、加美町陶芸の里ゆーらんどや鳴子温泉に繋がるところも通行できない。
キャンプ場までは走れるけどさっきも荷物満載の大型トラックが走って行ったし入らない方がいいかもな。
今回は引き返そう。
この辺りが赤倉渓谷なのかな?
秋というにはまだ緑が青々としています。
今年は植物の成長がすごくて花壇のコスモスも畑のトウモロコシも今まで見たこと無いくらい高く伸びてましたね。
寒い!雨が霧のようにサァーッと降ってくる。
帰るか?
でもこのままじゃ消化不良だ!
このまま鳴子まで走る。
で「あ・ら・伊達な道の駅」までまっすぐ走る。
途中トラックと乗用車がぶつかった事故があった。でも怪我したかは知らないけど死者はいないっぽかった。
道の駅には「凍みトウフ」を買いに来た。
岩出山の名物で痩せる健康食材として知ってる人は知っている凍みトウフ!
色が黄色いやつほど成分たっぷりです。
中のほうでカンボジア写真展とかやっていた。
子供達の笑顔やアンコールトムに根を下ろした巨木とかの写真。
いいねぇ、
そのまま屋上に出ると素敵な景色が・・・
いや、あまりいい景色じゃないけどこの建物の方が素敵かも。
時計を見ると午後4時。
日が暮れる前に帰ることにする。
途中にあるホームセンターで中に着込むものを買っていく。
フリースベスト780円!?
使える!!!
買ってレジの人に値札を切ってもらってすぐに着込む。
「バイクは寒いでしょ。」って笑われる。
「えぇ、とっても寒いです。」と答える。
このベスト、値段の割りにあったけぇぇ~
忘れちゃいけないのが47号宮城から山形側に入ってすぐのところに松尾芭蕉と曾良が泊まった旧有路家住宅がある。
ここは内部見学は午後5時で終わりらしい。
蚤虱 馬の尿する枕元
(のみしらみ うまのしとする まくらもと)
の俳句で有名な場所です。
で、すぐそばのキノコとかみやげ物売ってるところで親父の酒のつまみになりそうな物を買っていく。
「もってけぇ!」
その時店の親父さんに茹でた栗をもらう。
無農薬らしく栗虫がけっこう入ってました。
家帰ったら虫食ってないところをスプーンでほじくって食べたけど・・・
美味しかったけど虫だらけだ(笑)
う~ん、消化不良なちょい乗りだったけど。
こんど来た時はもっと充実させたいね。
今日あったバイク
BMW K1200Sと2台もすれ違った。
印象は「はえぇ!!」の一言
色は銀色と青のメタリックかな。
今回はこれが一番印象深いバイクでした。