TRITON

自作の不思議な画像とひとりごとと時々ベトナム語のblogです
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常念岳に登った話 そのいち

2015年05月13日 23時43分46秒 | ひとりごと
連休の後半、常念岳へ登るために上高地へ行った



出発前からひと波乱
新宿から夜行バスに乗るのに
なんと山手線がストップしている!
地下鉄と総武線、中央線を乗り継いで
なんとか間に合った

大荷物を抱えて電車に乗るのは
ちょっと恥ずかしい
行きは登山靴をザックにしまって
普通の靴を履いているのでなおさら大荷物になる

バスは3列のグリーン車
スタンダードと比べてゆったりする
ただしやはりあまりよくは眠られない
マスクをして眠る

早朝、5時半に上高地バスターミナル着
気温は零度
寒い
まだ食堂も開いてなくて
とりあえず服を着替えて靴を履き
ジェットボイルでお湯を沸かしポットに保存した

上高地バスターミナルには
リアル遭対協? のおじさんが今年もいて
はい、山に行くひとは届けだしてね~
とか
今日は晴れるよよかったね~
とか呟いていた
同じひとが去年もいて
今日みたいな気温の時は雪崩がおきるんだよな~
とか呟いていた

たぶん遭難したら助けに来てくれるのだろう
登山届けを記入し投函する

初日の目的地は蝶ヶ岳ヒュッテ
梓川に沿って徳沢まで上っていく
朝早い河童橋はまだそんなにひともいなくて静かだった

普通に歩いて明神を通過

徳沢園で朝食
カレーライスを食べた
徳沢園は3日目の宿でもある
宿泊予約を確認し前金を支払った

いよいよ徳沢から長かべ山を経由し蝶ヶ岳へ
昨年よりも雪が少ないようだ
しばらく登ってからアイゼンを装着
残雪のなかを登って行く
途中、休憩していたら
あとから登ってきた男性が
この山はまったりしとるねえ、女性にぴったりの山だね(語尾忘れた、関西方面のような)
奥穂なんかこんな(と言って手で急斜面の角度を示して)
などと言って追い越していった
テント泊装備でどんどん登っていく
この人とは後でヒュッテの食堂で再会した

この長かべ山、大半は樹林帯の中で眺望はなく
コースタイム以上に長く感じる
登っても登っても木々のなか
心がおれそうになる頃
昨年は雪に埋もれて見ることのできなかった妖精の池にさしかかった
白みがかった薄いグリーンの水をたたえている
もう少しで山頂だ

山頂には雪はなく
梓川対岸の穂高連峰がバーンとそそりたっている様が壮観だ
ザックを下ろして
ひとしきり写真を撮る
その後、初日の宿泊地である蝶ヶ岳ヒュッテへ
ちょうど眼鏡をかけた女性の小屋番さんが出てきて
「こんにちはー」と

連休も最終日で宿泊客は私達含めて9名ほど
カーテンで仕切ることのできる二段になった蚕棚のような部屋が今晩の寝床

昼食がまだだったがランチのラストオーダーは終わっていたので
持参したカップラーメンなどを食べた
小屋のラウンジ?
に先程の男性がいて食事をしており
自分はトラック運転手だったが仕事を首になった
こんなことしてるどころじゃないが山に登っている
明日は常念岳に登るつもりだ
と、私達を見ると自分から話してくれた
その後もテントサイトからこちらを見てたので
何かお話ししたいのかなとも思ったが
疲れていたので寝床で夕食まで少し眠った
夕食後、日没を見ようと思ったが雲がかかって見えず
寒さもましてきたので小屋に戻った
日焼け対策に顔をパックして
その晩はそのまま眠ってしまった


(つづく)
コメント (4)
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ベクシンスキーの神像?

2015年05月13日 16時56分05秒 | ひとりごと
いいえ、夜行バスの照明です




ベクシンスキーの画集がほしいなぁ
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