ヴィンテージ・ケーブ

ハワイ、アラモワナ
地下駐車場に秘密の入口
ピカソの絵

会員制のレストラン

見城徹
幻冬舎

 

 

 

 

 

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宴のあと

いっしょに遅番だった子とタクシーで上野
宴は余興のまっただ中で
すこし乗り遅れた感じもしつつ
まだ残っていたご馳走をかきこむ

私は無精ものなので
飲み会の席で注いで回るのは苦手だが
今年はいろんな人が来てくれた

特に
フロアの人間関係が合わなくて
異動していった子たちが
前よりも明るくなって
頑張ってル様子なのを
見るのは嬉しい

何か目に見える成果の少ない仕事ではあるが
利用者も
職員も
笑顔になれる職場にしたい
とは
私が○年前に
入社試験の小論文に書いたvisionだ

忘年会

今日は職場全体の忘年会が



遅番なので仕事がすんでから駆けつけます

宣誓

先生
僕達
わたし達は
スポーツマンシップに
乗っ取られた
哀れな戦士たちの
武士道を
教室の後ろの
机に彫られた
初恋の人の
名前のように
走っても走っても
スタート地点に戻ってきてしまう
持久走のように
今日
はからずもふりかえる
未来のあしたに
夢の終わりからうまれる詩に
他人事のように
無関心をよそおいつつも
ちがうことを
誓います

自分のレールは
自分で敷くから
走り出すべき瞬間は
私のにどめの
誕生日なんだと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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