日本の桜よ
今夜ここに咲きたもう
ただいちどだけ
訪れし私のために
どこかの料理屋兼酒場
隣に座ったのは
アジア人らしい青年
わたしと少し話をしたあと
店にあったピアノをいじりながら
短い歌を
即興で
手書きの譜面にして
プレゼントしてくれた
お礼を言う間もなく
警護の? にうながされて
その人は店を出ていった
本当はもう少し長くて
だらだらした展開だったんだけど
まとめるとこんな感じだった
デミアン(ヘッセの)のラストを読み返してたら
知らない場面が出てきた
巨大なデミアンのお母さんが空から降りてきて叫ぶシーンなんだけど
あれこんな場面あったっけか
読むたびに変わってる気がする
単に集中して読んでなかっただけなんだろうけど