(自作のオニヤンマくんの検証)
今回は東京から夜行のリバティで会津高原尾瀬口、そこからバスで御池の登山口まで
夜行列車は2席とったがそれでもあまり眠られず、やや睡眠不足の強ばった身体でバスを降りた
到着は午前6時頃
そこからおにぎりを食べて登り始めたのは6:20だった
後で宿の人に聞いた話では、昨日一昨日と激しい夕立があったそうで、岩の間を濁った水がチョロチョロ流れ、登山道はぬかるんでいた
■虻の来襲
前回登山のイメージだと会津駒ヶ岳はわんさか虻がいたが燧ヶ岳は特に虻の多いイメージはなかった
燧ヶ岳は山頂におびただしいくらいのトンボがいて、それもあって虻が少ないのかもしれない
今回はやや虻が多かった
だいたい最初の地とうまでの樹林帯が来襲ポイントになった
厄介なのは大型のウシアブではなくて小型の灰色の縞模様のアブだ
こいつが死角から腕や足にくっついてくるのだ
いちど、ウワアンと虻の集団に取り囲まれた
今回はせっかく買った蚊取り線香は家に忘れてきてしまっていたので、ハッカのスプレーをかけていたのだが、それでも虻は寄ってくる
■登場! オニヤンマくん(しましまの棒)
いったん虻の来襲をしのいだあと、例の「しましまの棒」を使ってみることにした
今回は一本をストックのグリップに斜めに縛り付けて、虻が寄ってきたら「しましまの棒」をぐっと虻に突きつけるようにして追い払った
また、歩く際も「しましまの棒」をトンボが飛んでるみたいに上下にスッ、スッと動かして目立つようにした
ポイントとしては、衣服などに固定して使うのではなく、ストックの先端などに付けて動かしながら使ったことだ
これは効果があったように思う
ブーンと虻が寄ってきたときに虻の飛行ルートを遮るように「しましまの棒」を突き出すと虻が離れていったのだ
前回の登山でタオルを振り回して虻を払ったときは虻が余計に興奮して大変なことになったのだが、「しましまの棒」で追い払っても虻は興奮せずにスッといなくなった
もっとも、かなり頻繁に別の虻がブーンと寄ってくるのでその度にストックを振り回さなくてはならず、ほぼ片手ストック状態での登り下りとなり、足はつるし、苦労した
■結果と考察
私は、今回は虻に噛まれなかった
同行者にはザックに「しましまの棒」を取り付けたのだが、数ヶ所噛まれていた(それでも前回よりは格段にましだったけど)
私の感覚では、「しましまの棒」は虻を追い払う効果があると感じた
しかし、固定して使うのではなく、ルアーなどの疑似餌のように、生きているように動かさなければ効果が無いようだった
また、ハッカのスプレーなどの虫除けを併用することが重要だ
虻もそんなに目はよくないようで、「しましまの棒」があっても近寄ってくる虻は何匹かいたし、死角からやってくる虻も多いのだ
■まとめ
結論としては、私は次回もこの「しましまの棒」を登山の時に携行するであろう
しかし、同時に虫除けスプレーも絶対に持っていくだろう
武器は多ければそれに越したことはないのだ
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