昨日も大勢での飲み会があった。レベル5だというのに、という声もあるが高齢の方が多い業務上の懇親会である。社内の懇親会に比較したら、平均年齢は20歳以上あがる。そんな人生の長い経験をお持ちの方たちの飲み会であったが、二次会を望まれる方たちが多かったこともあり、10人ほどでスナックへ…。ママさんも高齢でその飲み屋街では最も長い経験値をお持ちのようだ。ともかくあれやこれや、酔っているから思う存分ふだんとは違う裏の話が飛び交う。
隣に座られたAさんとBさん、同業者だからそれぞれの事務所のことはよく知られている。Aさんには以前から聞いていたことだが、Aさんの事務所には事務員さんが3人おられる。ところが最も若い女性は、口調が厳しいうえに、意見も厳しさがあるようで、立場上「扱いにくい」と漏らされていた。その若い女性、既婚者であるがわたしから見ても美人である。いわゆる見た目ではナンバー1とみられるのも仕方ない。しかし、Aさんには悩みの種のよう。そんな話をわたしと二人でしていた後、さらにAさんの隣にいたBさんが事務所の事務員さんの話をしていたことに気づいて加わってこられた。BさんはAさんの事務所の若い女性がお気に入りのようで、「わたしの事務所に欲しかった」みたいに…。酒の上の話だから出た裏話、いや本音なのだろうが、Aさんにしてみたら、Bさんの事務所にいる若い女性の方が「とても良い」と思われている。「隣のなんとか…」ではないが、Aさんには実情がわかっているが、さすがにBさんの言葉に本当のことは「言えない」という感じ。それほどBさんはAさんの事務所の若い女性に首ったけなのだ。
同じような会話が隣でも…。CさんはAさんやBさんと同じエリアの同業者であるDさんを仲間に入れて「ゴルフに行こう」と誘う。ところがAさんに言わせるとDさんは付き合いづらい性格で、とりわけ自慢話をして高慢に見えるのに抵抗があるよう。ようは「付き合いたくない」のが正直な気持ち。Cさんはゴルフさえできれば「誰でも誘う」という性格なので、誰とでも同じように「付き合いたい」と表明する明るさがある。しかし、人にはそれぞれの「思い」があって、Cさんのような誘いは、裏を返せばCさんの誘いにも「うっかり乗れない」という印象を抱いてしまう。みなさんそれぞれだが、人とひとは、こうした裏話の上につきあいが築き上げられることがわかる。会話の中では他人ごとのわたしには、実に興味深い「はなし」であった。
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