昨日、竹内正実先生の最後のレッスンだった。
昨年10月から濱田佳奈子先生が跡継ぎになられているが、3ヶ月の5回中2回は竹内先生が来られていたのだ。しかし、それも最後。
2002年から続けてこられた東京でのレギュラーレッスンを終えられるにあたり、少しさびしげな様子でもあったが、先生ご自身がどんどん前に進まれるなかでのご決断であり、生徒の我々も、自ら前に進んでいかねばならない。
私がコミカレ(池袋)のレッスンに通い始めたのは2003年10月からなので、2年半お世話になったわけだ。テルミン歴4年半のうち半分以上を先生のレッスンとともに過ごした。最初、東京撤退のお話を聞いたとき、途方にくれて、「どうしたらいいんですか!?」とダダをこねたりもしたが、だんだんと冷静になって考えられるようになってきた。
思えば、先生におだてられ、演奏活動などするようになり、また、この教室で出会えた多くのテルミン仲間といっしょに演奏したりすることができて幸せであった。先生の演示はもちろん、クラスメイトであった多くのテルミニストの演奏を間近に見て、どれだけ勉強になったか!。ありがたい時間であった。
これからもレッスンのときの緊張感を忘れずに、真剣に練習に取り組む時間を自分で作って、よりよい演奏ができるように努力していきたい。そしてお師匠様やら兄弟弟子のみなさんに恥じない演奏ができるよう頑張っていこうと思う。
先生、長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。