テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



(日本時間5/3朝~現地5/3夜)
東京からの3人は10時半にJALのチェックインカウンター前で待ち合わせていた。主力の10名ほどは中部国際空港に早朝集まり、成田で乗り継ぎ。お一方、岐阜からの方も成田で合流。
私の自宅からは羽田も成田もほぼ所要時間は変わらないくらいか、やや成田のほうが近いくらい。
成田に10時半に集まるはずがいくつか事件があり、ややあせったが、事なきを得て無事全員揃って13:00Take Off。出発ゲート近くでピアニストの中村紘子目撃。テレビでみたまんま。ちょっとふっくらされている(かなり遠慮がちな表現)。
飛行機への乗り込みにシャトル便に乗った。軽く腹ごしらえにサンドイッチを食べた。飛行機は超満員で立ってるヒトもいた(うそ)。そのくらいギュウぎゅう詰めで、エコノミーの3並び真ん中はつらい。

乗った飛行機はまっすぐに北に向かう感じ。窓から見下ろす景色は雪に覆われた山々。上越の山並みか。その後はロシア本土の最も北のほうをかすめて欧州へ。機内食2回と途中にパン。フランクフルトまでずーっと太陽を追いかけていく時間帯で寝られず。映画2本と昔のNHKスペシャルで「空海」前編を見る。後編も見たかったが、プログラムになく、帰国の便でもなかった。今度、横浜にでも行って見てくるか。見た映画は事前知識全くなしで見た。ブロークバックマウンテンとナイロビの蜂。二つとも印象に残る映画であった。ビデオなどのコントローラーは電話機やゲーム機を兼ねており、途中テトリスもやってみたが、基本的にヘタであきる。

11時間くらいしてフランクフルトに着くとベルリンへの乗り継ぎ便はルフトハンザ。このへんの記憶はもうすでにあまりない。かなり遅い時間だったはずだが、日が高く日本でいうと夕方にもなっていない感覚。
入国の荷物検査で例によってマトリョミンやテルミンは検査しまくられる。私が目撃していただけで3人は別室にまで連れて行かれる。手荷物全部ひっくり返された方もいらっしゃる。別室の様子をビデオに撮ってたら、おこられる。先生はどうも演奏までさせられていたようだが、ロシアで慣れているので、まあ、こんなものだ、という感じ。私は幸いにもどこの荷物検査でもひっかからなかった。やはりこの人畜無害な感じの善人ヅラが効いているのではないか。ちょっとつまらん。
ふたりほどはぐれたが、手荷物検査の後で合流できた。面白かったのは手荷物検査場あたりを自転車に乗った係員が巡回していたこと。広い空港内を行き来するのに、なるほど自転車は便利そうだ。

ベルリンの空港では先発のYさんに出迎えられた。Yさんはお仕事でもドイツ語を使う方で、そういう方がいらっしゃって心強いかぎり。
ベルリンからホテルまではタクシーに分乗。ドイツのタクシーはそのほどんどがメルセデスベンツ。クリーム色というのかベージュに塗られている。これが夜の街を飛ばすこと飛ばすこと。車線を右に左に動きまくり、とろとろ走っている車がいると後方3メートル位まで(もっとかな)接近してよけさせる。むちゃくちゃな運転だが、どのタクシーもだいたいそんな走りのようだ。

ホテルに着いたのは何時だったか忘れた。お腹は空いていない。シャワー浴びて瓶ビール1本飲んで寝た。そんなに熟睡はしなかったような気がするが、どうだったか。

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京成電車の窓ごしから見た空にはマグリットの絵のような雲が浮かんでいた。
今、搭乗ゲート脇のカフェで一服したところだ。
13時初のフランクフルト行に乗り、ベルリンへ乗り継ぐ。今晩はベルリン泊り。
錆び付いたドイツ語を機中で思いだすとしようか。


(ウソです。ドイツ語のドの字もわかりません。)


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