鹿児島からの帰り道、熊本県人吉市に寄り、かくれ念仏のゆかりの地をT先輩に案内していただきました
まずは球磨川のほとりにある《花立》
対岸の十島の地で没収した仏像仏具が焼却され、その立ち上る炎や煙をここから拝まれたそうです
取り締まりから逃れるために、阿弥陀様の代わりに不動明王像をご安置し、お花を立ててお香をたき手を合わされたのだそうです
声にならないお念仏の声が聞こえるようでした…
こちらはその《十島仏像仏具焼却地跡》
現在でも当時の焼却灰が残っているそうです
川の向こうがはじめに行った《花立》です
球磨川はとても美しい川ですが、その支流川辺川の美しさには感動しました
浅瀬は透明に清んでいて、深いところは美しい青緑色でした
(明日につづく…)