月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

御汁(ごじる)のはなし

2018年11月14日 22時45分02秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


松山高浜港からフェリーに乗って、瀬戸内海の中島・教圓寺様(山田一道ご住職)の報恩講にお参りさせていただきました🛳
到着するなり御斎をいただいたのですが、これが素晴らしい!
彩りよく配膳されたご馳走は小豆おこわ、御汁(ごじる)、白和え、柿膾、お漬物です。
特に御汁は教圓寺様の報恩講の名物で、昔から受け継がれているのだそうです。大豆を擦って優しいお出汁でのばしたお汁で栄養たっぷり!薬味で身体もポカポカ!歯の弱い子どもからお年寄りまで飲みやすい!様々な知恵と思いがぎゅーっと詰まった御汁は最高のお味で、ついついおかわりしていただきました(^人^)
お寺の報恩講の御斎を拵えるために、大豆や大根の種を蒔き、お味噌を仕込み、お漬物を漬けてくださり仕上がった御斎。有り難くいただきました(^人^)
法味も味わい、ご馳走も味わい、心もおなかもいっぱい!なのに、風呂敷いっぱいのおみかんや無花果、柿、お料理、お茶菓子まで持たせてくださりありがとうございました(^人^)