先日お参りさせていただいた真栄寺様のご住職様にいただいたご著書『ラダック紀行』
早速読ませていただきました
ちょうど40年前の6月にラダックへご出発されたことを知り、時を超えて私も旅をしている気分になりました
手が届きそうな青空、ヒマラヤの雪山、砂ぼこり、風、星、はためくカラフルな仏旗、土の家、高山の花、鳥や山羊の声、息苦しさ、グルグル茶の味、折り紙と子どもたち、聞いたことのない言葉
過酷なエピソードにハラハラし、豊かな心の人々との交流にホッとし、美しい遺跡のカラー写真の赤と青のコントラストにエネルギーを感じました
40年の時は経過しましたが、今のラダックは変わらないままなのかもしれないとも思えました
読後は爽やかな風が、心に吹きました
『ラダック紀行』馬場昭道著 鉱脈社刊