行間のお念仏のはなし 2024年03月04日 18時37分11秒 | ふうわりふわり(坊守日記) ご高齢のご門徒S様は、寺報をお届けするたびに几帳面に便箋に書写してくださり、ご自身の思いを綴って送ってくださいます。おそらく、目やお身体の調子が良いときに、少しずつ書いてくださるのだと思います。今日、昨年の秋冬号のお返事がとどきました。行間にSさんのお念仏の声が聞こえます。南無阿弥陀仏‥‥南無阿弥陀仏‥‥と聞こえます。Sさんのお手紙と入れ違いに、今日、『月のひびき』春号をポストに投函しました。手作りのささやかな寺報ですが、お念仏の御縁になれば、ほんとうに嬉しいです。